
雑文 #158 答えは風の吹くままに
またもや夜寝る前の習慣である読書に身が入らないのでこれをしたためる。
ウイルスやオリンピックのことでうるさいからもう、好きなことに没頭して忘れよう!ってことができない性分。
とにかく景気の冷え込みが恐ろしい身分。
だけど日常生活は回ってる。
もうすでに実害が出ている方々よりは恵まれているのか?いや後から来るからそんなこたないのか?
そんな中今日(日付け変わって昨日)は姪の6歳の誕生日で、居酒屋に行きたいと言うので近所の居酒屋で祝ってきた。
焼き鳥が大好きな子だ。
街はまずまず平和で店内お客さんもわりかしいた。
食事は美味しくて姪は泣いたり笑ったり。
帰り道、くるりの岸田繁さん作の子供向けEテレ番組のエンディング曲「ドンじゅらりん」を歌いながら帰って、替え歌まで作って、桜が満開で、小さな灯火のような幸せがそこにあった。
首都封鎖。
それはにわかにささやかれ始めていること。
これまで経験したことのないこと。
私たち家族は(私はひとり暮らしだが親きょうだいも)全員東京に住んでいる。
体がだいじ。それはわかっているんだけども、自粛が大きくなると仕事がストップしてしまう。
きょうだい皆が同じ仕事に携わっている。
取り扱い商品の生産国はすでにいろいろストップしている。
辻仁成さんのブログを読んだ。
リアルにバリの封鎖状況が書き込まれてあった。
それはだんだんきつくなるという。
制限も最初は緩くてどんどん締められていくという。
外に出られないストレス?いまいち想像がつかない。
そんな東京封鎖なんてないでしょ、とひとりの自分が言っている。
いや状況が悪くならない根拠なんてない、ともうひとりの自分が言っている。
桜を始め春の花々はどんどん咲いていき、寒さで今日は縮こまっている。
6歳になった姪は朗らかで、「ドンじゅらりん」を歌ったりプレゼントを喜んだり夜空を見てオリオン座を探したりしている。
明日はどんな風が吹くのだろう。
桜が散るときウイルスも全部散って消滅してくれないだろうか。