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雑文 #221 書く仕事
書く仕事をしている。
自社のホームページをリニューアルするので、商品のうんちくというかコラムというか、そういうものを10年ぶりにリニューアルしようとしている。
こだわりのある商品なので、それなりの知識を盛り込む。
調べて書いて、調べて書いて、深みにハマって…
でもそんなに時間かけてらんない、とハッと気づいて沼から足を引っこ抜いて、あっという間に一日が過ぎる。
先週はまだ、いろいろ邪魔されたが(と言っても業務なんだが)、今週は一日にひとつ、コラムのようなものが出来ていく。
まっさらなところから書いていくのではなく、10年前のを土台として書き直したり、削って加筆して、なのだが、それがまた面倒。
最初から何もない状態で書いたほうがスイスイ書けそう。
でも10年前の原稿、なかなかの分量だった。
これ、おそらく私の文章だ(よく覚えてない…)
でも記憶の中ではこれらを数日間で猛烈にこなしていった覚えがある。
書くスピードが遅くなったのかなあ。
それとも基本的に書き直しだから、遅々として進まない気がするんだろうか。
とにかく、私はこの書く仕事をしている間はストレスがない。
あるとしたら、「集中を乱す他業務がちょいちょい入ってくること」ぐらいだ。
あと肩こりがひどいことぐらいだ。
深みにハマることのできるカテゴリーほど、おもしろい。
調べること、書くこと、両方好きなんだと思う。
一応の締め切りがあるので、もどかしく、コーヒーを入れて肩を回す時間も惜しい。
10年前、妹の家に合宿して猛烈に書いた記憶。
やはりいまより10歳若くてパワーがあったのかな。
いまは、帰宅してまた書く気にはなれない。
夜充電しなきゃ書けないけれど、それでもまだ、私は何時間も集中して書き続けることができ、それがきらいじゃないことがわかった。
(金曜日夕方の締め切りには間に合いそうもない…)