雑文 #86
二週間ちょい東京に滞在し、明日帰秋(帰秋=秋田へ帰ること)する。
7月前半、世の中も私の周りも私もゴタゴタしてる。
ゆったりできない。
時の進むスピードが速く濃い感じがする。
天皇が交代し元号が変わるというのは、やはり時代が変わるという感じがするなぁ。
私の心はこのままでいて、でも周りの事ごとがすごいスピードで変わっていく感じ。
でもその変化に実はあるのか?
なあんてことを思ってしまうなぁ。
ニュースとかを見ていると。
ものすごくたくさん言いたいことのようなことがあり、日々めくるめくように夢をみているのだが、それはここでは書かない。
書ききれないし。
仕事とか家事とか育児の手伝いとかをした中で、ふたつ、自分だけの呼吸を取りに行った。
七夕の夜に、フジフレンドパークという、フジファブリック主催のライブイベント。
大好きだなぁと思う曲を生で聴くってのは幸せだなぁと思う。
アンコールの「銀河」と「STAR」で私は泣いていたと思う。
多幸感や前へ突き進んでいく感じ。そして音の星空。
もうひとつは、松尾スズキさん作・演出の「ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン」という舞台を観に行ったこと。
前回や前々回観た松尾スズキ作品に比べこれはだいぶ危険なものだった。
ヤバい怖いやつだった。
心理へと作用が強く、笑うよりぞっとした。
こういう怖い喜劇を作れる人って、松尾スズキか芥川龍之介じゃないかと思った。
つまり、芸術作品である。
これがクドカン作品にはない要素だとはっきり思う。
クドカン作品には、松尾作品同様笑いも風刺もブラックユーモアもふんだんにあるが、芸術性だけがないのだ。
ないほうが、観やすいのだが、でも私は時にそれを激しく欲する。
そんなの要らないってひとも多いのだろうし、ないほうが世の中簡単なんだろうけれど、私はそれをどうにも必要としているタチの人間なのだ。
てなことを実感した。
(↑これ、何?マジでわからない…)
もうすぐ夏本番。
今年は広島カープがやたら強い。