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雑文 #275 東京疲れ
カメラロールにほぼ仕事関係の写真しかない。つまらない。トップ画像は2週間くらい前のもの。ダチョウ牧場にて。暑かったな。
私は近頃あんまり笑わない。年齢を重ねると、笑わなくなるんだろうか。いや、おばさん集団とかを思い起こすとそんなことはないような気がする。
コロナ禍の影響はあると思う。
正直言って、何も楽しいことがない。
それか、些細なことを楽しいと思える能力がなくなってしまった。
日々粛々と仕事をし、余った時間は超いやいや家事をやって、あとはごろんとしているだけである。
街に出るのはきらいだ。
所詮私は田舎の出なんだろう。
今日は、都内のとある駅にいくつか降りた。そのひとつは、これまで利用したことがなかった駅だけれど、その高層ビルの圧に辟易した。用があったのは高層ビルを少し抜けたところにある時が止まったかのような住宅街だったが、その落差というか格差というか、張り詰めたビル群と狭い坂道の多い昔ながらの街並みとのあからさまな分断に、驚いてしまった。驚いて引いたし、気持ちがモヤモヤした。
私はそのビル群には住みたくない。きっと、(タワマンなんて住めないけど)もし住んだら病むと思う。
なんだか怖い。ぞっとするのだ。
先ほど言ったが田舎育ちだからなのだろう。きっとね。
かと言っていつまでこうしてここに住んでいるんだろう私は。小さな部屋に。
この先何が起こるかわからない。希望は持つべきだと思うけど、果たして何が私の希望なんだろうか。わからなくなってしまっている。いっそ何も考えないのがいいんだろうか。
菅義偉さんは、どんな気持ちで身を引いたんだろう。
捨て鉢だったんだろうか。納得だったんだろうか。
仕事をしないで一週間ここではないところに行ってボケーっとしたいな。
私はちょっと、疲れている。