雑文 #204 メェメェ
ここ一週間くらい、いろいろなところへ行った。
全部都内だけど、自分の家と会社のある街から出る機会がここんとこぐっと減っていたので、妙にあちこち行った気がする。
ほぼ全部仕事の用事だが、新木場。等々力、自由が丘。高円寺。目黒、青葉台、代官山。新宿、四ツ谷。
東京は散歩し甲斐のある街だ。
それぞれの小さな街に、個性がある。
場所によって、私はホッとしたりよそいきの気分になったり。
オシャレな街にいっぱい行ったので、少しオシャレ疲れしたかもしれない。
ところで、列挙した街の中で高円寺だけは遊びに行った。
友人が経営しているバーに行ったのだ。
マスターである友人は、一ヶ月ほど前に行ったときよりリラックスしているように見えた。
そのお店に行くといつもそうだけど、楽しい時間が過ごせた。
そこで、思ったのだけれど、けっこう他人が私の話を聞いてくれるのだ。
仕事で接客してるときも、わりとキラキラした顔でおもしろそうに私の話を聞いてくれることが多い。
これ、すっごくありがたいことなのではないか。
私には話術がないと思っていたけれど、そうでもないのかもしれない。
酔って親しい間柄の中ではぺらぺらしゃべりまくったりする。
うまく噛み合うと、人を笑わせることもできる。
おもしろがってもらえると、とてもうれしい。
気づくのが遅すぎるけど、会話ってやっぱり楽しいな。
とくに素が出せる会話は最高。
閑静な住宅街で見掛けたヤギです。