ナツメヒロさんの企画展「オリヘムスタン魔法書店」追加作品の5匹です。 小さな猫たちは、それぞれお守り玉を持っています。 ----- お座りしている2匹が持つ玉には、ルーンの『安定が永遠に続くお守り』を。 猫と暮らすいつもの日常、ずっと続いてほしいですね。 ----- くつろいでいる2匹の玉には、トンパ文字で『福』のお守り。 この形が福だと知ってから見ると、 吉瑞の光が舞いパッと花開く、みたいに見えます。 トンパ文字は1400余りあるそうで、様々な意味を表現しています。 形か
古代ゲルマン民族が使用したとされるルーン文字。 “ルーン”には「秘密」「ささやく」という意味があり、 魔術の呪文文字としても使われていたそうです。 ルーン文字は、一文字でそれぞれ意味を持ち、 それを組み合わせたお守りがあります。 ミケちゃんがしっぽに乗せている玉に書いたのは幸運のお守りです。 秘密にする事で神秘的な力が宿るそうなので、 意味は内緒🤫にしておいてください。 猫好きさんにとって、lucky cat(招き猫)がgood lack(幸運)を招く 幸福のお守り猫となっ
初めて背守りを見たのは骨董市です。 子供の小さな着物の背中にきれいな色の糸で刺繍がしてあり、 その時は、飾りかな?と思ったのでした。 後に、子どもの成長を願う思いがこめられた、 魔除けのおまじないだと知りました。 その昔、魔物は背中から入り込むと信じられていて、 着物の背中の縫い目は魔物に目を光らせる役目がありました。 小さな子どもの「一つ身」の着物にはその縫い目がなく、 代わりに魔除けとして背守りを縫いつけたそうです。 背守りにはいろんな種類があり、 たとえば、五芒星(
オリヘムスタン魔法書店の不思議な書物には、 時々マンドレイクが生えてきます。 書店を訪れるお客さまが驚かないよう、 マンドレイクが生えた本を見つけるのも書店員さんのお仕事です。 不思議な書物を求めていらっしゃるお客さまの中には、 珍しいと喜ばれる方もいますから、引っこ抜くことはいたしません。 お水をあげて大事に育て、お求めとあらば、 マンドレイクが生えた本が並ぶ花壇にお客さまをご案内いたします。 マンドレイクを作ろうと思い検索したら、実際にある植物で驚きました😄 日本語別名
以前noteに投稿したスケッチのねこさんは、 2022年ナツメヒロさんの企画展で作った 『銀河トランク』の猫さんになりました。 首をかしげたポーズが可愛くて、BASE百々猫堂のトップに使っています。 ようこそ〜♡とお迎えしてしているようで、気に入っています。
猫の魔法書店員さんは、「オズの魔法使い」のお話から おすすめのページを見せてくれています。 そこには魔女グリンダの言葉が… “You always had the power my dear, you just had to learn it for yourself.” あなたはいつも力を持っているのよ あなたが自分で気づくなら… ちょっと元気になれる言葉です☺️ ---------- ハイカラ雑貨店ナツメヒロ企画展 「オリヘムスタン魔法書店」出品作品
ナツメヒロさんの企画展「オリヘムスタン魔法書店」のテーマは、魔法・魔法書・おまじない。作品を考えはじめてすぐに浮かんだのが、アブラカダブラでした。語源はべブライ語、アラム語(アラム人は古代オリエントの遊牧民族)いろいろあるようですが、持っている本にはヘブライ語の語源が書かれていたので、そちらを参考に。 ABRACADABRAは病気や災いをさける呪文で、文字が滅していくにつれて邪悪な力が消えていくのだそうです。 猫の店員さんが持つ本のページに、アブラカダブラの文字がひと文字ずつ
最近、アップルペンシルを買いまして、アイディアスケッチに使おうと練習中です。写真の絵は、いつも個展に来てくださるお客さまがInstagramにアップされた猫さんの写真をモデルに描かせていただきました。いつか作品にしたいと思っています。
〈空色の猫 Midnight blue〉 深い藍にぼうと浮かぶ夜の花壇。 ルリタマアザミ・矢車草・忘れな草・ノブドウ・ブルーポピー 青い色の植物を集めました。 星がまたたく空に飛ぶのはルリビタキです。 夜が色の名前になった『ミッドナイトブルー』真夜中の青。 夜の青を纏った猫にしようと思った時に浮かんだのが、 岡本かの子の「夏の夜の夢」で青年が言った、 「今夜、うちの庭はとてもいゝですよ。」という言葉です。 とてもいゝ庭、家に歩き回れる庭があったらなあ、なんて。 「秘密の花園