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ネイチャートレイル@佐渡 Day2 2023/May/06


雨。ショボボンなお花とキラリなお花

朝から雨だ。酷くなる前に出発。

昨日は揃って満開だったカタクリの群れは、今日は揃ってショボボン。
なんだそれは!差が大きすぎて笑えてくる。
アマナもキュッと閉じて、もう絶対咲きません!って感じ。

どの子もショボボン


一方、サンカヨウは透き通り始めてキラキラ。やっぱこの子の最大の魅力は雨の日のこの顔だな。

その傍らに、私も透き通ってますけど、と言いたげなキクザキイチゲ。うん、君はもう完璧な透き通り具合。

サンカヨウの魅力はやっぱこれ
私の方が!と、キクザキイチゲ

やっぱ青ザレと赤ザレ

赤と青、並んでる

この青と赤のザレザレを見たかった!
この二つが並んでいると綺麗だな、とも、不思議だな、とも思う。佐渡の地中は赤と青の縞々なんだろうか。

グリーンタフとも呼ばれる青い石は、日本海岸に沿って青森まで続いている。
大規模な火山活動の片鱗が、青ザレとなって佐渡でちょこちょこ顔を覗かせているのが何か萌え。

ザレてしまうのは日本海側の風がきついのと、冬の間水分が凍って岩盤を割るかららしい。
だからザレ場は日本海側に展開する。
こうして綺麗な赤や青の石庭が出来上がるのだから、自然の作用って面白い。

ザレ場を歩くの絵になる
めちゃ青いぞ!
最後にカッコいいザレと岩

雪渓もある


最後に標高を少しあげて金北山へ登頂しようという辺り、雪渓が出てきた。
緩んでるので端が崩れたり。踏み抜いたり。
ガイドロープを張ってくれてるので怖くはないけど、今まで呑気に歩いていたから急に真面目な雰囲気に焦る。
そうだ、北の山だった。落ちたらダメダメ。

マジか!と焦る
終わってしまう、名残おしい、、

金北山から小佐渡一望


ドンデン山荘から5時間ぐらいかな、やっと登頂!と同時に、もう山道は終わりだ、、と寂しくなる。
この先は舗装道だし。。

山頂からは小佐渡が見える。佐渡島は不思議な形。大佐渡と小佐渡からの堆積物で繋がったらしい。そして大佐渡は今も高くなり続けてる。地形は変わって行くだろうな。

小佐渡が見えるぞー!低いな。

舗装ロードに潤いの花


バス停まで、延々2キロぐらい舗装道を歩く。
新旧のレーダーを見比べるぐらいしか楽しみがない。

疲れてきた頃に白い一輪の花!白いシラネアオイです。最後に疲れ吹き飛んだ!

バス停に着いて15分ぐらいしたら雨がザーッと降ってきた。なんて見事なタイム管理!って自画自賛の私たち。
クマもいないし、楽園のような島だったよ。

色素がなくても高貴です


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