最近の記事

近くのS谷のはなし 10月あたま

写真はスギエダタケ サルナシの実が、、 今日の始まりでガッカリしたことが。 サルナシの実が、、サルに食べられていた。 食べられるところまで熟れているはずだったので とても楽しみにしていたのに。。   そりゃあ、サルが生きていけるなら嬉しいことなんだけどさ。 一つだけ食べてみたかったんだよ。。   ジイソブ、最後の頑張り もう実が出来ている子も。 小ぶりなお花が多いこの谷で、 私たちを毎年楽しませてくれる“おジイさん”。 かっこいいツルニンジンという

    • ネイチャートレイル@秋の阿蘇 2

      宿の前にアトリ!? 朝早く起きて、周囲に鳥探しにいく。 しかしだね、、聞こえてくるのはソウシチョウばっか。 ソウシチョウの鳴き声、綺麗なんだよ。 でもね、、珍しさにも欠けるし、強いしな。 他の小鳥を追い出しちゃう。。 ガッカリしながら宿まで帰ってくると、 玄関の前の木に何かいる。 双眼鏡で覗くとアトリちゃん! 渡りの途中で立ち寄ったのかな? 渡りにしては時期的に遅い? ここで冬を越すと決めたのか? 何の木の実を一生懸命食べていたのか、 そこまで気がまわらなかった。

      • ネイチャートレイル@秋の阿蘇 1

        日の出前に猛禽のシルエット 馬の牧場で一泊。 朝起きたら草原の地平線が赤に染まっている。 フランス語を勉強していた私のお気に入りの言葉が この時間帯をあらわす「オーヴ Aube」 夜明け前の力を秘めた薄暗い雰囲気と神々しい響きが合っている。 薄暗闇の中に、セイタカアワダチソウやススキのかすかな色が ぼんやり浮かんでいる。 きれいだな。。 と、ぼーっと見ていると、 目の前を、目線の高さで横切る黒い飛行体。 錨型のシルエット。 タカの仲間だ。 シルエットすぎて、模

        • 鳥さんノート 藤前干潟

          2024年9月23日のおはなし メモとイマイチ写真 シルエットだらけのシギチ 藤前干潟には観察小屋があり、高倍率のスコープもあるのだけれど、 肝心の干潟が遠いんだな。。 スコープで覗いても、ほぼ黒いシルエット。 模様を識別するなんて、とんでもない。 黒板に書いてある今日のリストと 図鑑でサイズを見て、 あと、教えて貰って、なんとかいくつか確認。 トウネン: とにかく小さくてチョコチョコ動き回っている。忙しい。ここでは一番多いかな。 ダイゼン: 胸がまだ黒い子もいるけ

        近くのS谷のはなし 10月あたま

          鳥さんノート 神戸森林植物園

          2024年9月8日のおはなし 写真ないから絵で説明 アクロバティックメジロ どこにでもいるメジロちゃんですが、 とにかく見てて飽きない子。 今日はマンシュウボダイジュの木で ぶら下がったり、アクロバティックな動きをしている。 観察リーダーが葉っぱの巻いているところを広げてみると、 中からガの幼虫が。 透明な体に緑の頭。 これを引っ張り出して食べてんだね。 後で何のハマキガか調べてたけど、 写真見てて気持ち悪くなってきたので断念。 それにしても、ぶら下がって体をあちこ

          鳥さんノート 神戸森林植物園

          鳥さんノート 琵琶湖の夏

          @新旭水鳥センター 8月 写真が撮れないので絵で説明 ミサゴ、ダイブします! 今日もミサゴいないなー ってあきらめていたら、 水鳥センターのお兄さんが、ミサゴが来た!って。 それから二人とも双眼鏡を握り、ミサゴにくぎ付け。 ホバリングを暫くして、、 ひらっとしたあと、急降下。 (双眼鏡でも小さくて▼の物体にしか見えない。。) あーっ て見てる間にボチャン! その後すぐ羽ばたき上がっていった。 足には何が・・? って何も持ってない。。 失敗したのか。(見間違えた?

          鳥さんノート 琵琶湖の夏

          ネイチャートレイル番外編(馬たび)@秋の阿蘇

          どこまでが阿蘇? 阿蘇山って、皆知ってるとおり、めっちゃくちゃ大きい!! 阿蘇本丸が既に大きいのに、その周りのカルデラがホンマ大きい!! カルデラの中に人は畑をつくって暮らし、 その外輪山(阿蘇山噴火の残ったところ)の上を牧草地として牛を放牧。 皆火山の中で生きている。 なんて心温まる風に書いたけど、 九州を南北に引きちぎろうとする力のおかげで 阿蘇山の噴火はものすごい破壊力。 その大量の粉塵が積もって今の大きなカルデラ平野ができたらしいので、 破壊と再生の火の山とし

          ネイチャートレイル番外編(馬たび)@秋の阿蘇

          近くのS谷のはなし 8月

          マネキグサ(私的にベニヤッコ) 先月のハグロソウとともに、小さくて私たちのアイドル的存在。 この子の魅力は何といっても赤紫の色と白いふちどり。 マネキグサにしか出せない色だなーと思う。 上の花弁がフードみたいに被さっている。 よく見ると毛が生えている。ニット帽かコーデュロイか。 下の花弁はダボダボストリート系の手足のよう。  朝ドラ「らんまん」でヤッコソウがでてきたけど、私にはこの子も十分なヤッコ感。 紅いのでベニヤッコとでも呼ぶか。  鹿から守るためにネットの中で

          近くのS谷のはなし 8月

          北海道ノート 7月の大雪縦走 Day2

          2023年の大雪のお話 二日目のルートは 錦泉台→赤岳→小泉岳→緑岳→大雪高原温泉 昨日より長丁場のコース。 ガイドさんによると、今日の方がしんどい。 水場が無いので、たくさん水準備して下さい、とのこと。 よって、ゼリーも含めると3リットルぐらい背負った。 アイゼンもあるから重い。。 おおらかな裾野の錦泉台 少し登ると山様を一望できる登山道に。 なんとも広ーい眺め。 溶岩が広がって出来たんだろう、緩やかな山裾。 ここから見える一面の紅葉がとても綺麗らしい。 だから錦泉台

          北海道ノート 7月の大雪縦走 Day2

          北海道ノート 7月の大雪縦走 Day1

          2023年の大雪山のお話 本日のルートは 勇駒別→ロープウェイ🚡→姿見駅→旭岳→間宮岳→北海岳→黒岳→ロープウェイ🚡→層雲峡 この長丁場、歩けるかな。 晴れて嬉しい!が、天気予報では暑いらしい。 夕立予報も気になる。雷。。 母からの使命 母は今は亡き父と、若い頃このルートを歩いたらしい。 話を聞くと怖くなるような、知らぬが仏も甚だしいお気楽アプローチで無事歩ききったものの、どこかでフィルムを落としたらしく、写真が一枚も無い! 代わりに写真撮ってきて! と使命を受けての登

          北海道ノート 7月の大雪縦走 Day1

          近くのS谷のはなし 7月

          オオキツネノカミソリがポン、ポン キツネと名前がつく中でも、一番キツネを感じる。見た目もそうだけど、暗めな場所にいるので、木漏れ日を受けるとオレンジ色が浮かんで見える。キツネの松明みたい。そんな幻想的なところがキツネっぽい。 ヒガンバナの仲間なので、キラキラ度合いを確かめる。 キラキラしてるけど、その正体は近付いてもあまりわからないなー。 ちなみに、虫のためにキラキラしているのではないかと言われている。 虫からはどう見えているのか知りたい。 ハグロソウが咲き始めた

          近くのS谷のはなし 7月

          ネイチャートレイル@尾瀬 Day 3 2023/Jun/12

          最後の朝、燧ヶ岳はおるかな? 少し晴れると聞いていた。 だから、ありたけの期待を込めて、 おるかな? やっぱ、おらんやん! かなりガッカリ。。 でも早起きして散歩に行ったお母さんは見れたらしい。 うちも結構早起きしたんだけどなー。 長蔵小屋をあとにします。 ちなみに長蔵小屋は、部屋の扉が障子だったりランプだったり、古さが味わい深い。 土間も文字通り土だし。 沼のほとりの絶景テラス お母さんが朝の散歩で見つけたという、お気に入りのテラスまで案内して貰う。 沼のほと

          ネイチャートレイル@尾瀬 Day 3 2023/Jun/12

          ネイチャートレイル@尾瀬 Day 2 2023/Jun/11

          結構な雨の山の鼻 朝起きるとガックリの雨。 しかも結構降ってる。2ミリぐらい。 至仏山も見えん! 一日中降ってると流石にツラいかなー。 とりあえず見晴まで行ってみようかー。 歩き出すと意外に雨でも楽しい。 ミズバショウがあちこちに出てきて、その傍らにはパートナーのリュウキンカ。木道にも溢れてきてる。 ヒメシャクナゲとミツガシワ 小さいのに目にとまるのはヒメシャクナゲ。 学名にアンドロメダというお姫様の名前を持っている。 可愛らしくて確かに少し気品もある気がしてきた。

          ネイチャートレイル@尾瀬 Day 2 2023/Jun/11

          ネイチャートレイル@尾瀬 Day 1 2023/Jun/10

          お母さん長年の憧れの尾瀬に行った。ゆっくり歩き、小屋に2泊のゆったりプラン。 鳩待峠までとにかく遠い 関西からだとなかなか大変。お母さんに夜行バスは苦しいので、早起きして新幹線で東京経由する。上越新幹線に乗れるのがちょっと嬉しい。 で、上毛高原からレンタカー。 戸倉からシャトルバスに乗り換え、やっと尾瀬の入口。 14:00ぐらい。 ここまで長い〜! カレーうどんを食べて、いよいよ尾瀬イン! 山の鼻まで草花ロード 歩き出してすぐ、見たことないシダ。軸に三角がついてる

          ネイチャートレイル@尾瀬 Day 1 2023/Jun/10

          川の生き物調査2023

          近くの川の生き物調査。 発見した生き物で川の汚れ具合を確認。 今年は台風の後で、生き物は少なめ。 中流はヤゴがいっぱい 草を掻き分け川に入る。草の下にいろいろいるんだけど、マムシが怖いよ。 他、コヤマトンボのヤゴやサナエトンボのヤゴもいたよ。 ミナミヌマエビやスジエビも見つけた。 発見した指標生物より、この辺りは綺麗な水と少し汚い水の間、となりました。 上流は小さい子がたくさん 同じ川の上流に移動。水は見た目は綺麗だけど、どうかな。 私はヨコエビしか捕まえられ

          川の生き物調査2023

          ネイチャートレイル@佐渡 Day2 2023/May/06

          雨。ショボボンなお花とキラリなお花 朝から雨だ。酷くなる前に出発。 昨日は揃って満開だったカタクリの群れは、今日は揃ってショボボン。 なんだそれは!差が大きすぎて笑えてくる。 アマナもキュッと閉じて、もう絶対咲きません!って感じ。 一方、サンカヨウは透き通り始めてキラキラ。やっぱこの子の最大の魅力は雨の日のこの顔だな。 その傍らに、私も透き通ってますけど、と言いたげなキクザキイチゲ。うん、君はもう完璧な透き通り具合。 やっぱ青ザレと赤ザレ この青と赤のザレザレを

          ネイチャートレイル@佐渡 Day2 2023/May/06