近くのS谷のはなし 7月
オオキツネノカミソリがポン、ポン
キツネと名前がつく中でも、一番キツネを感じる。見た目もそうだけど、暗めな場所にいるので、木漏れ日を受けるとオレンジ色が浮かんで見える。キツネの松明みたい。そんな幻想的なところがキツネっぽい。
ヒガンバナの仲間なので、キラキラ度合いを確かめる。
キラキラしてるけど、その正体は近付いてもあまりわからないなー。
ちなみに、虫のためにキラキラしているのではないかと言われている。
虫からはどう見えているのか知りたい。
ハグロソウが咲き始めた
キツネノマゴ科と知り、納得の見た目。葉っぱのつき方などソックリ。
ここでもキツネ(キツネ)繋がりだなあ。
ハグロソウの面白いところは、花が上下逆さまに反転しているとこ。
いわゆる、ブリッジ状態だ。
何でブリッジすることを選んだのか、調べているけど説明にたどりついていない。
キツネのしっぽ(本物)
滋賀県の山で見たキツネのしっぽを思い出していた。
キツネのしっぽは本当にフサフサしていた。しっぽに目が行き、体は塊にしか見えなかった。軽やかに目の前を横切っていった。先の白い筋は覚えている。
キツネは掴みどころがないのだ。
今見たものは、本当にあったのだろうか、そんな軽やかさ。
キツネの嫁入りの伝承も頷ける。いろいろあるパターンの中で、キツネが山で嫁入り中だから、隠すために通り雨降らせるってのが好きだ。
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