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ネイチャートレイル@秋の阿蘇 2
宿の前にアトリ!?
朝早く起きて、周囲に鳥探しにいく。
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しかしだね、、聞こえてくるのはソウシチョウばっか。
ソウシチョウの鳴き声、綺麗なんだよ。
でもね、、珍しさにも欠けるし、強いしな。
他の小鳥を追い出しちゃう。。
ガッカリしながら宿まで帰ってくると、
玄関の前の木に何かいる。
双眼鏡で覗くとアトリちゃん!
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また飛んで来ては食べて、飛び去って。
渡りの途中で立ち寄ったのかな?
渡りにしては時期的に遅い?
ここで冬を越すと決めたのか?
何の木の実を一生懸命食べていたのか、
そこまで気がまわらなかった。
まだまだ鳥観察初心者だな。
いよいよ大船山
久住山の中でもツツジの数が多く、
頂上付近の御池とのコントラストで秋に人気の大船山。
バスで上の方まで連れて行ってくれるとわかり、
友人に一緒に登ってもらった。
昨日車から見た麓のツツジが綺麗な赤で、
とっても期待したけど。。
目に入るのは葉が落ち、骨格だけを晒したツツジたちの姿。
終わってしまったのね。。
でも、ツツジ以外の色付いた木々が逆に目立って、ポンポンと点在しているのがいいな。
のんびり感を後押ししてる。
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花はもう咲いてないけど、気になる子たちをパチリ。
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調べてみたら、かわいい花が咲くみたい。
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山頂からの風景は独特
林を抜けると、急にこんもりした山頂が見えた。
急に見えるけど、すぐ着くよ。
友人を励まし最後の頑張り。
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そして山頂に着きました!
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ここから見る風景は独特。
目の前にはかつての溶岩ドームが連なりモコモコしてる。
眼下には坊ガツルの草原と、急登の溶岩ドームを登ってくる人たち。
奥に目を向けると大きいカルデラ平原。
なんか、目に入る全てが個性的と言うか、
ここにしかない感。
向こう側の久住山本丸にも行ってみたいけど、
あの急登を見ると気力が削がれるなあ。
久住連山はそれぞれが目下活動中。
最後峰も変わるし、大船山側もどれが一番若いかで意見が別れてる。
要はアクティブすぎて歴史決められないのね。。
九州そんな山だらけ。。
御池と書いて、おいけとみいけ
大船山の山頂付近にある御池。
おいけ と呼ぶ。
溶岩ドームでモコモコが連なる中、
ボコってるし、水をたたえて青いし、
風景の中で良いアクセント。
まん丸火口湖が空からの一粒の雫のよう。
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写真の腕のなさよ。。
面白いことに、反対側の久住本丸側にも火口湖が一つある。
こちらは みいけ と呼ぶらしい。
この違いには、地元の人々にとっての理由があるに違いない。
西側、東側に等しく一つずつあるのは神様の仕業?
山頂は風が強いので、少し下ったとこでお昼を食べた。
ハシブトガカラス一羽がここでは待機。
皆のお弁当を狙ってる。
かしこい。
絶対取られてなるものか。
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騒がず虎視眈々。
余裕のタイムスケジュールのはずだったのに、
着いたらバス出発10分前。
景色味わいすぎた。