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ネイチャートレイル@尾瀬 Day 3 2023/Jun/12
最後の朝、燧ヶ岳はおるかな?
少し晴れると聞いていた。
だから、ありたけの期待を込めて、
おるかな?
やっぱ、おらんやん!
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かなりガッカリ。。
でも早起きして散歩に行ったお母さんは見れたらしい。
うちも結構早起きしたんだけどなー。
長蔵小屋をあとにします。
ちなみに長蔵小屋は、部屋の扉が障子だったりランプだったり、古さが味わい深い。
土間も文字通り土だし。
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時々黒い煙だから積極的に換気。
沼のほとりの絶景テラス
お母さんが朝の散歩で見つけたという、お気に入りのテラスまで案内して貰う。
沼のほとりから見る大江湿原の綺麗なこと。
水とフトイのせめぎ合いがつくる複雑なライン。
この湿原は草原化の途中らしい。
自然現象であればいいな。
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日本ばなれした風景。
フリル仕立てのタテヤマリンドウ
昨日は陽射しが足らず、閉じていたタテヤマリンドウ。
今日はしっかり開いてる!
小さいくせに、やたらと目に入ってきて、かわいいたまらん。
リンドウ特有の花びらの間のフリルもしっかり確認。
このフリルのおかげで、リンドウは閉じててもかわいい。
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どっちを載せようか迷う。
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標高が少し高いからかな。
さよなら燧ヶ岳、さよなら尾瀬
いよいよ分岐の手前。
見納めスポットと言わんばかりの、燧ヶ岳が目一杯見える湿原。
本当にもう最後。
最後でもやっぱり姿が見えなかったな、燧ヶ岳。
さよなら。
また今度。
ここから山の中に入っていく。
最後、遠いな、一ノ瀬
峠を越えて向かうは一ノ瀬。
これまでと一変して、見通しもない山道。
気のせいか、鳩待〜山の鼻間と違い、花も少ない気がする。
お母さんは熊が怖くて、ずっと歌っている。
靴底も剥がれたままなんで、時々立ち止まっては直す。
なんか大変な山道。
だいぶとかかって、やっと川が見えてきた。
一ノ瀬て言うからには、川の近くに違いない。
もうすぐだよ、頑張れ!
お母さんを励まし励まし、返事はないけど、頑張ってついてくるお母さん。
滝があるよ!
綺麗だよ!
実際、昨日までの雨で水量が増えて、かえって格好良くなってる気がする。
この滝がラスト。
一ノ瀬に着きました!
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水流の軌跡が格好良い。
実はこの後、バスがない時期なんで大清水まで歩いた。
でも林道で気楽だし、お母さんも元気になって、しゃべってたら着いた。
本当、良く頑張って歩いたお母さん!