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大同電鍋+グリルで焼き芋がとてもよいって話

今年も秋がやってきて、美味しいものを楽しんでいる。本年ももれなく肥ゆる秋。そうこう言ってる間に12月に入った。ひぃぃ。
さつまいもはまさに秋から1月ごろが旬ということで色々な品種を使ってみている。

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↑先日炭火で焼いた焼き芋。綺麗すぎる青空に思わずかざす。

炭火で焼いたものは本当に美味しい。かといってバーベキューとなると規模が大きいから日常には向かない。私にはウェーイな友達もいない。そこで私は小さな七輪くらいのバーベキューコンロを使っている。七輪は家の中でも使えるアイテムとして人気だけどなんだか怖いので私は庭専門。炭もちょっとで済むし、サイズ感がたまらなく良い。

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↑芋をキッチンペーパーで包み、水で濡らしてアルミホイルで包み、炭火に置く。上では干物が焼かれている。

炭火で干物やお芋さんをこぢんまりと焼いている時間は好きだし、準備もBBQと違ってとても楽だ。それでも、よっしゃ、やろう。と思うまでには若干の気合が必要なのである。一旦火をつけてしまえばなんでもホイホイと炭に食材を乗せちゃうのだけどね。
炭火で焼いたものは美味しいけれど、都心部や住宅事情などにより、誰もが焼き芋なんてそうそう簡単には出来ない。

家で焼き芋をするときといえば…

家で焼き芋を焼く方法といえば多くはオーブンかな。
だけどオーブンの焼き芋モードは機種にもよるだろうけれど、仕上がりはふっくらで焼き芋って言うよりふかし芋に近くて、「焼いた感」が少ない印象だった。時間も結構かかった。(某Hというオーブン使用時)
オーブントースターは熱源が近すぎるので丸ごと焼くのは難しい。
なので。
なるべく簡単で、炭火のそれっぽくなる焼き方を紹介したい。

そこで出てくるのが大同電鍋!と、魚焼きグリル。
まずは電鍋ちゃんで蒸し上げた後、グリルで香ばしく焼く方法。

電鍋で蒸し、魚焼きグリルで仕上げる焼き方

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電鍋ちゃんにスチームプレートを置き、耐熱トレーを乗せる。
トレーがあると芋から出た糖質を含む汁が下に落ちて焦げるのを防ぐことができる。
そしてその上にざるを置き洗った芋をのせる。トレーとザルはいずれも100均のステンレスのもの。電鍋に入るサイズのステンレスの道具はあると本当に便利。
外釜に水を1杯強入れる。蓋をしてスイッチを入れてあとはほったらかし。

スイッチが上がったら竹串を刺してみて中までスッと通れば蒸し上がり。

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もちろんこの電鍋で蒸しただけのお芋さんはとっても美味しい。


続いて魚焼きグリルの出番。
ここで「ほくほく」「しっとり」のタイプが選べる。
「ほくほく」→網にホイルを敷き裸で焼く。(蜜が落ちず掃除が楽)
「しっとり」→アルミホイルを巻いて焼く。

火の強さは両面焼きの場合上下とも中火にして8〜10分程度で焼く。
片面焼きグリルの場合は同じ火加減で途中でひっくり返そう。

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↑ 焼く前
左)しっとりを狙った焼き方 右)ほくほくパリッの焼き方

丸裸で焼いた芋は皮がいかにも「焼き芋」って感じでパリッパリに焼け、水分が蒸発してほくほくに。皮が焦げた香りがめちゃくちゃ良いが、しっとり感はなくなるので、口の中で水分持っていかれるのが大好きな人向け。
全体をホイルで包んだ方はしっとり感を残しつつも皮はほどよくこんがりと焼けている。

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↑焼き上がり

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↑ほくほく

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↑しっとり

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↑しっとりを切ったところ。

さらに「ねっとり」が好き!という場合は、蒸した後にキッチンペーパーを巻いて濡らし、ホイルを巻いて少し長めに焼くと極力水分を飛ばさずにとろりとした食感を残すことが出来る。

お芋の品種によっても差が出るので、お好みの品種を見つけるのも楽しい。

炭火にはかなわなくとも、蒸してから焼くことでかなり美味しい焼き芋が出来るのでおうち時間の楽しみのひとつとしてぜひ!

Mimi(電鍋料理研究家)
桃鍋企画 https://www.facebook.com/momonabekikaku/
大同電鍋愛好会in日本 https://www.facebook.com/groups/550257328436570/

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