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OSCE・CBTを受ける
ハアイ。ももんよ。vetOSCEとCBTが終わったわ。
OSCE? CBT? 何て読むん?という方に向けて。
オスキー
(OSCE: Objective Structured Clinical Examination)
○臨床実習を行うための基本的な臨床能力を 確認する実技試験
CBT (Computer Based Testing: 学力を問う試 験)と対応する
○国家試験(農林水産省が実施)ではない ・・・各大学が主体となって実施する
小難しいわね。
まあつまり、これから病院で実習を行う前に、基本的な臨床技術が身についているか? の実技試験がOSCE。その座学版がCBTってわけね。
もちろん落ちたら困るわ。万が一不合格なら、翌年のポリクリには一切参加できないために、虚無虚無な一年が約束される。それに、いままでさんざん筆記試験は受けてきたけれど、実技試験っていうのはまた別の緊張感があるものね。
そんなわけで、申し訳ない。先に謝っておくわね。
CBTの記憶がないわ。
CBTってパソコンでぽちぽち受けるデジタル受験なのよね。100問を70分、それをかける3っていういかにも単調な試験形式。しかも日取りがOSCEの前日なの。
な〜んも覚えてないわ。最速15分で解き終わったセクションがあって、残り時間爆睡したなとか。休み時間みんなでじゃがりこ食べたなとか。メモ用紙に「早く帰りた~い」って喋ってるキモい猫の絵描いたなとか。CBTはそんなもんね。
OSCEは緊張したわ。
本当に緊張した。「実技試験」ってこんなに緊張するものなの!? って再認識したわね。同期全員緊張しすぎて、あの日の獣医学部はいつにも増して不気味だったと思うわ。
OSCEでやった試験は全部で次の4セクション。
医療面接…「本日はどうされましたか~?」のあれ。実際に雇われ偽飼い主(模擬クライアント)が、ぬいぐるみを動物用ケージに入れて連れてくる。制限時間8分。
伴侶動物身体検査…犬のぬいぐるみ「モモちゃん」相手に体温測定・体重測定・リンパ節の触診など。いちばん茶番感がある。制限時間5分。
産業動物身体検査…牛の模型相手に頭絡(牛の頭によくついてる縄)をつけて、適切な結び方で柱に結びつけたり、体温測ったりする。牛の体の部位名を答えさせる問題も。制限時間5分。
外科実技(縫合 or 手術用ガウン着用)…外科の怖い先生に見つめられながら縫合もしくは手術用ガウン着用を行う。制限時間5分と、試験内容に対して最もタイトだと思う。
緊張しすぎて若干記憶飛んでるんだけど、一番緊張したのは1.の医療面接だった。一番初めの試験だったし、唯一見ず知らずの他人と話すし。ただ私の場合、順番が前の方だったせいもあってか、模擬クライアントもガチガチに緊張してたわ。かわいかった。
4.の外科実技もハラハラしたかな。というのも、部屋を開けるまで縫合かガウン着用か、どっちの試験が待ち構えているかわからないから。どちらかの実技に大きい不安を抱いていると尚更ハラハラよね。あと外科の先生って総じてみんな迫力あって怖いのよね…。そんな人たちに見つめられながら縫合とかガウン着用とか、注意を要する作業はけっこう地獄よ。
全体的にそんなにやらかしていないとは思うのだけど…。まだ結果が出てないから怖いわね。そんな感じのOSCEよ。詳しい内容はまた記事にしようと思うわ。