私は以前、進学選択で工学部システム創成学科知能社会システムコースに進学するまでの経緯を書いた。その後どのような後期課程を過ごしたかという記録、そして備忘録である。 新生活の2A (2021/10~2022/03)授業についていけるか? 以前書いた記事の通り、「情報系、経営系、社会・経済系をバランス良く勉強するぞ!」と希望を胸にPSIに進学した。PSIの限定選択科目をたくさん取り、20コマくらいのスケジュールを必死にこなした。 基本的にはオンライン授業で始まったため、生活
私はスウェーデン王立工科大学(KTH)で交換留学をしている。留学の目的の一つに、「英語圏でない国で生活し、新たな言語を習得する」ことがあった。実際に7ヶ月ほどスウェーデン語を学習してきて、やっと上達が感じられるようになってきたので、学習の記録としてやってきたことを書き起こしていく。 KTHに限った話もあれば、スウェーデン語学習全般に言えることもあるので、参考程度に読んでいただけると幸いです。今後追記していく可能性もあります。 授業Swedish 〇〇 for Engine
私はスウェーデン王立工科大学(KTH)に留学をしている。 留学中に感じたことや考えたことを備忘のために記録しておく。第2回である。あまり頻度を高くしても自分の負担になりそうなので、書くことが溜まったら書いていくつもりである。とはいえまだ留学を始めたばかりで新鮮なことが多いので、またまた書き連ねていく。 セカンドハンドショップが多い街を散歩していると、セカンドハンドショップを見かけることが多い。サステナブルを意識している?物価が高いから中古で安く買う?などいろんな理由があり
私は東大工学部の3年生である。2022年8月から2023年6月の期間で、スウェーデン王立工科大学(KTH)に交換留学をしている。 留学中に感じたことや考えたことを備忘のために記録しておきたい。筆まめな方ではないので、10ヶ月で何回更新するかは分からないが、定期的に振り返る癖をつけられるといいな。 思ったよりも晴れている私は8/20にストックホルムに到着した。到着日はあいにくの雨であったが、その二日後から1週間ほどは天気がとても良かった。スウェーデンはずっと曇りのイメージで
私はとある学生団体(TEDxUTokyo実行委員会)の中の、1つのチームのリーダーを任されていた。大学生になって初めて「人の上に立つポジション」、というほど上ではないが、チームに対して最終的な責任を引き受け、自分の指示でメンバーが動くようなポジションになった。 最初は仕事を割り振って進捗確認することだけで手一杯であったが、徐々に「リーダー」の役割と、その難しさがわかるようになってきた。 今回は、任せてもらったチームリーダーの経験を踏まえて、私が考えていたリーダーの役割と、
私は2022年8月から2023年6月まで、スウェーデン王立工科大学(Kungliga Tekniska högskolan, KTH)に留学する予定である。School of Electrical Engineering and Computer Scienceという東大の電情、計数あたりの学科になる。 今回は、留学を決めた経緯や留学の目的、その他進路について考えていることを書いてみたい。今回も自分の思考の整理と備忘のためであるので、個人的な話も多く含まれている。 留学を
今回は、東京大学に特徴的な制度である進学選択(通称 進振り)における私の体験を書きたいと思う。完全に私自身の思考の整理のため、備忘のためであるので、一部個人的な話も含まれている。 私は東京大学に文科一類として入学し、進学選択で工学部システム創成学科Cコースに進学した。いわゆる理転である。 文系高校生だった私が、進振りで理系に進学するに至った流れを書き連ねていく。 東大文一になるまで私は愛知県出身である。愛知県とはいっても名古屋の進学校ではなく、トヨタのベッドタウンの田舎
高校時代、私は自分の進路に悩んでいた。ある日、高校の部活の先輩に「将来何になりたいですか」と軽い気持ちで、でも何かをヒントを得られることを期待しながら尋ねたことがある。すると、 「地に足ついた大人になりたいな。」 「なるほど。ありがとうございます。」 …何かを言っているようで、何も言っていないじゃないか! しかしそれからしばらく、「地に足ついた大人」ってなんだろう、と考えるようになった。 「地に足をつける」とは「落ち着いた考えや行動をする。堅実であるさま。」を意味する
人は「論理的思考」と「感情的思考」の2つの思考を持ち合わせていると思う。 100%論理に基づいて動く人も、100%感情に基づいて動く人も、あまりいないのではないか。論理と感情の割合の違いはあれど、ほとんどの人が論理と感情の両方を行動の指針としているような気がする。 私はとある学生団体に所属している。そこではメンバーにタスクを割り振ったり、お願いされたりすることがある。また、ミーティングでメンバーと議論し、意思決定をすることもある。 このような場所で、「この人は頭一つ抜けて、
「T型人間」という言葉をよく聞く。「特定の分野の専門家であり(縦の棒)、その専門性を軸に他の幅広いジャンルに対しても知見を持っている(横の棒)人」のことらしい。スペシャリストとジェネラリストのどちらの顔も持っているということだと思う。確かにそんな人は活躍できる気がするし、実際に専門家は自分の専門外のこともたくさん知っている。 また、「π型人間」という言葉もあるという。「異なる分野2つ以上の専門的な知識を持つ人」のことらしい。「T型人間」がもう一つ専門性を持つとこうなれるのだ
今回は、自分の経験と痛みが詰まった文章である。 大学生の今、たくさんのことを学びたい。いろんな分野を知りたい。人間として成長したい。そう思って日々を過ごす。本を読んだり、人の話を聞いたり、セミナーに出たりする。しかし、思い返せば案外身についていなかったりする。気を取り直してもう少し本を読んでみたりするが、どうにも確かな成長の実感が湧かない。本を読み終えたり、セミナーを聞き終えたりしたとき、瞬間的な成長感はあっても、時間が経って振り返ると以前とあまり変わっていないような気がす
日々をなんとなく暮らしていると、随分と自分の視野が狭くなっていることに気づくことがある。また、周りの優秀な人と話をしていると、「この人はなんて視野が広いのだろう、視座が高いのだろう」と思うことがある。そして我が身を反省する。 「視野が広い」とはどういうことか。私は、「時間軸と空間軸を広くとって思考し、行動できる」ことだと考えている。今回は、私の考える「視野の広い人」の条件を書いてみたいと思う。時間軸と空間軸に分けて書いていく。 時間軸を広げる なんとなく漫然と毎日を生き
小さい頃にダイビングに挑戦して、すぐに諦めてしまったことがある。当時は水中に深く潜ることがどうしようもなく怖かった。それ以来、「挑戦」という言葉を聞くと、ダイビングの光景が思い出されるようになった。今回は、「挑戦」を「ダイビング」に見立てて、自分なりの「挑戦」に対する考え方を書いてみようと思う。 私の「挑戦」に対する基本的な姿勢はこうである。すなわち、潜ると決めたのなら、とことんdeep diveしよう、深い深いところまで潜ってみよう、ということである。適当に潜ったり、手を