ストーリー 高校生の頃、ジャック・カニンガムはバスケットボールの選手として活躍し、大学からのオファーが殺到するほどの技量を有していた。ところが、ジャックは父親との確執が原因で突然バスケをやめてしまった。 それから30年余りが経過した現在。ジャックは酒を手放せない日々を送っており、かつてのスター選手の面影はどこにもなかった。そんなある日、母校の教員(ダン)がジャックの元を訪れ「うちのバスケ部のコーチをやってくれないか」と頼み込んできた。ジャックが在籍していた頃のチームは強豪と
息子に薬は飲ませていない。理由として、脳に効く薬ってなんだか怖いから。医者の言うことよりも母親の勘としてまずいものに手を出したくないと言うのが本音だ。脳に効くって大丈夫なのか、脳に影響するってどういうことなのか、しっかりわかった上で飲ませるかどうかを考えようと思ったのだ。 ADHD脳内では何が起こっているのか脳の「ドパミン」という脳内物質は人のやる気や集中力と関係する。中枢神経系に存在する興奮性神経伝達物質で、勉強頑張ったら成績が上がるぞ!この仕事が終わったらボーナスが増え
ストーリー実際に大阪で起きた2児放置死事件をもとに作られた、社会派フィクション。都会で暮らす若いシングルマザーが、孤独に苛み逃避に陥ることで始まる子供たちの悲劇を〝部屋〟という閉ざされた空間に描き出す。 監督、これは駄作だよ酷評する。これはひどい作品だ。衝撃的な酷さ。 母親になったことがない女性を母親役にしたのは大きな間違いだ。なにしろお母さんが絶対に言わないことを、絶対にしないタイミングで言わせている。あれじゃあ保育ルームにバイトに来た学生のお姉さんでしかない。こんな演技
発達障害について調べると、落ち込む。だからもうやめよう。 知っとかないといけない、それは必要かもしれない。でも私にとっては知れば知るほど、調べれば調べるほど、息子の未来が閉ざされてしまった気がした。普通の子と比較し、その違いばかりを抜き出して「当たってるわ…」と落ち込む。この行為は必要かと疑問になってきた。息子に「普通にしなさい」って怒鳴り散らす毎日。これじゃぁダメだわって思っていた。 心理的反応三段階第一段階:衝撃(否定・絶望) 第二段階:不安定(抑うつ、心身の異変に気づ
タイトル、他になんか思いつかなかったのかしらとそのくっさい邦題で見る気になれなかったNetflixドキュメント。エミー賞でノンフィクション部門の脚本賞を受賞した。エミー賞にはあんまりハズレがないからな…と思って見はじめたところ、のめり込んでしまった。100点満点の100点。 ストーリー3部構成のドキュメンタリー。ラスベガスのカジノのデータアナリストであるDeanna Thompsonと、ロサンゼルスのJohnGreenから始まった。2010年、Facebookに「男の子と2
J'ai perdu mon corps 2019年のカンヌ国際映画祭批評家週間でのアニメ史上初となるグランプリ受賞や、アヌシー国際アニメーション映画祭での最高賞と観客賞のダブル受賞をはじめ、様々な映画祭や映画賞で高い評価を受けたフランス製アニメ。「アメリ」の脚本家ギョーム・ローランの原作を基に、監督は本作が長編デビューとなるジェレミー・クラパン。 ストーリー体を求めて街をさまよう切断された手と、ひとりの青年の心に芽生えた淡い恋心。パリのとある医療施設から、切断された手が逃
2017年公開。2018年アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞受賞。 「イカロス」はスポーツドキュメンタリーというジャンルには収まりきらない。監督はブライアン・フォーゲル。 この撮影はアマチュアロードレースの大会で自転車選手でもあるフォーゲルが、オートルートのトレーニング中にパフォーマンスをあげる薬物を使用することを決め、アンチ・ドーピング検査をパスできるかを試みようと、検査をパスできる程度のギリギリのドーピングをやってみよう!的なものだった。 ロシア反ドーピング機関所長を
こんな酷い母親でも息子は母を愛している。 どこを切り取っても胸が詰まるこの映画、なんでこんな家族が存在したんだ、行政は何やってんだと怒りが湧く。これが実話を元にしたというなんて…酷い。 実際の事件がなんだったのか、この映画には説明はないが実際の事件と重ねて観ると胸の痛さが増す。誰が悪いんだろうこの事件、少年は懲役15年の判決。 ストーリー17歳の少年が起こした殺害事件。 すべてを狂わせた彼の母親は、怪物モンスター? それとも聖母マリアだったか——。 男たちとゆきずりの
一生忘れることのできない映画「ザ・トライブ」 2014年にカンヌ国際映画祭で受賞したことから、結構な人が見ている映画だけれど、どうしても記録しておきたい作品だ。 全編手話でセリフも字幕もない。足音や生活音はそのまま入っているからサイレント映画ではない。聾唖者の世界に入り込んだような映画だ。出演者は全員オーディションで選ばれた聴覚障害者。第67回(2014)カンヌ国際映画祭国際批評家週間グランプリを受賞し、世界でも数々の賞を受賞している。 ストーリーピュアで、過激で、パワフル