#11 移植①陰性
1度目の移植は陰性でした。
体の状態からして、妊娠してないだろうなあと感じていたので、クリニックでの判定結果は冷静に聞けた。
判定日は気分転換になるかもということで、クリニック後、丹波の陶器市とアウトレットまで片道1時間ほどのドライブに行った。
往路はどんよりしてしまって、行くのやめようっていう言葉がでかかったけど、なんとか飲み込んだ。
道中パン屋さんに寄り道したり、気になってたミスド台湾ゴハン祭りを食べたり。
三連休だったのでその後2日も久しぶりにお酒を飲んだり好きに過ごした。
三連休が終わる頃には少し前を向けそうかな、という気持ちになってきた。
一緒にしょんぼりして、小さな幸せを見つけて笑ってくれるパートナーと結婚できた事自体すごく幸運なことでは?と思ったから。
もちろん結果はショックだった。
タイミングは早々に見切りをつけて、人工授精はすっ飛ばして体外受精にステップアップしているので、期待値が高すぎたのかもしれない。
あと何回このがっかりを経験しないといけないんだろう。
先の見えないトンネル、と言う表現がまさにぴったりだと思う。
年齢のタイムリミットのプレッシャーも感じる。
それでも今ある幸せに感謝して楽しく生きていくほうが絶対に良い!
これは間違いないこと。
自分の心ながらコントロールは難しくて、治療のことばかり考えてしまうけど、日々楽しいこと探ししながら前に進んでいこう。