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不妊治療の学び②もう体重を気にしなくて良い

3回目の移植の待ち時間に書いています。

今日は頭の中から仕事のことを追い出すため、仕事を休みにしました!

家を片付けて気持ちよくお迎えに行こうと思って、クローゼットをひっくり返していたらなんだかいつもより疲れたかも。笑

今回は不妊治療を経て、痩せることへの執着を手放せた話です。

私は中核に上がる頃からぽっちゃりし始めて、高校生の時は同級生の男の子に「痩せれば良いのに〜」なんて言われたりしていました。

当時は聞き流してましたが大変失礼な話です。笑

その後浪人時代に自分を追い込みたくなって毎日ランニングしてダイエットに成功するものの、大学時代ケーキ屋さんバイトで太ったり、恋をして痩せたり、20代後半まで太ったり痩せたりしていました。


いつ本気出す?


29歳の時結婚することになり、一生残る写真が太ったままで良いのか?「まだ本気出してないだけ」をいつまで続けるのか?と思ったんです。

手始めに24時間のジムに入会、約半年で3キロぐらい痩せました。

台湾での前撮り、家族のみでの神前式を無事終えた頃、コロナ禍になり、ジムがクローズしたことや完全リモートワークになったことで気づけば元通りになっていました。

友人達を招いての人前式を2021年5月に延期していたので痩せなければと一念発起。

とはいえコロナ禍でジムは諦めて、YouTubeでトレーニングを毎日1時間、アプリでカロリー計算を徹底して、面白いように体重は減り、3ヶ月ほどで5キロほど痩せて目標体重を達成。

ここで、私は背が低いので相当体重を落とさないと「細い」という印象にならないことに気づいてしまいました。

そこからは1日の摂取カロリーは1000kcal以下、毎朝何があっても1日1時間運動、毎朝体重を測って100グラムでも増えていたら摂取カロリーをさらに減らす、みたいなことをし始めました。

確かに体重は減って、達成感もあったものの、反動で週末は取りつかれたようにアルコールとお菓子をたくさん摂取し、インスタのダイエットアカウントを見ては落ち込み…

とっても心が不健康な状態が3年ぐらい続きました。

妊活のつもりが

パンデミックが落ち着き、3年越しの新婚旅行を終えて、さあ妊活だとピルをやめたときには、生理が来なくなっていました。

もちろんダイエットだけが生理が止まった原因かどうかはわかりません。

でも、あれだけ極端な生活をしていたのだから悪影響があってもおかしくないと思います。 

それからは毎食「ちゃんと」お茶碗1杯のお米を食べる、鶏むね肉以外の肉や油を使って調理したおかずも食べる、ということを少しずつ始めました。

不妊治療クリニックに通ってホルモン剤を投与し続けているので、生理のリズムが戻ったかどうかはわかりません。

でも少なくとも心は安定しています。

もう食べ物を詰め込むように食べることはないし、一番嬉しいのは家族や友達との食事が楽しめるようになりました。

皆がデザートを食べていても頑なにブラックティーで通していたときは体重は今より軽かったけど、心が満たされていなかったです。

体重は増えましたが実は2-3キロ程度です。思ったより増えなくて、私は何に怯えてたんだろうって、ばかばかしいですよね。笑

確かに今でも毎日トレーニング動画をしているし、揚げ物は食べないので完全に痩せへの執着が手放せたかというと他人から見るとそうではないかもしれません。

でもいまとっても心がすこやかです!

私は特に自己注射や膣錠でてきめんに体重が増えるので、痩せるのは無理だから増えすぎないようにしよ、ぐらいに捉えています。

同じようにダイエットで生理が止まってしまったインフルエンサーの方が、同じように体重を増やして、「体重は増えたけど自分の今の体型に納得している」と言っていて、まさにその感情。

ベストだと思ってはいないけど今の体型が今の私には良いのだ、と納得しています。

不妊治療をはじめて1年、薬の影響でコンディションが良くないときが多かったけど、心は落ち着いてきたし、食事が楽しめるようになって、嬉しいです。


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