#12 移植②陰性again
1回目の胚盤胞移植の結果が陰性とわかり、そのまますぐに次の移植周期に突入しました。
スケジュールはちょうど1ヶ月後ろ倒しにする形で進み、11/2に移植、11/12に判定日でした。
2周期目は良い意味で意識しすぎずのほほんと過ごしていました。
まず、エストラーナテープやルテウム錠にも慣れて、淡々とこなしていけたことがあります。
それから、1週期目に検索魔になって意味のない時間をたくさん過ごした反省を活かして、インスタやブラウザの時間制限を設定して、情報をシャットアウトしていたことが良かったです。
仕事もそこまでハードモードでなく、コンディションとしては良かったはずの2回目の移植ですが、結果は陰性でした。
2回目の結果を受けての感情は
まずは困ったな、ということ。
体外受精にステップアップすると決めたとき、まさか2回ともかすりもせず陰性だなんて、全く予想しておらず…(期待しかしないので当たり前ですが)
移植後にまったく体調の変化がなかったこともあり、結果自体は予想通りでした。
そのため、判定日の2〜3日前から、頭の中では
えー、これどうすんの?
ということをぐるぐる考えています…。
2回とも「良い」とされているグレードの胚であり、統計上年齢を考えると2回目で半数以上の人が妊娠するはずだったためです。
夫とも話し、年内にもう一回移植に挑戦できるスケジュールのため、今のクリニックで12月に3回目の移植をすることにしました。
そのあとは、まだ夫とはしっかり話せていません。
私の中では、胚因子と説明されている以上、同時に採卵した胚では、質が同じく期待できないのではという思いがあり、残りの胚は廃棄してもらい、採卵からやり直したいと考えています。
その際、転院も視野に入れるべきと考えています。
パラメーターが、自分の体、胚、医療機関の大きく3つだったとき、2つ目3つ目も変えることで結果も変わるのではという期待があるからです。
それから、これまで移植の際、担当が主治医ではなく非常勤の方が続いており、すこし手こずっている様子だったのが気になっているからです…。
悲しめない事がつらい
①意味のある努力をしている実感がないから
もちろん体を温めたり、お灸をしてみたり、魚中心の食生活にしてみたりと、一般的に良いとされていることはやっています。
でも、それがゴールに向けて意味のある努力なのか、はわからない。
それが不妊治療の苦しさだと思います。
受験勉強でも、試験を受けて苦手分野を見つけて、そこにむけた対策をするから意味があるのであり、大学受験をしようとしているのに例えば編み物の腕を磨いても意味がないですよね。
でも、今の私って、センター試験まであと一ヶ月なのに毎日編み物修行をしてるみたいに、的はずれな努力をしているんじゃないかって思ってしまいます。
だから陰性と聞いても、まあ、ゴールに向かって必要なことをやってるか分からないしね、とクールに捉えすぎている気がします。
②本当に妊娠したいと思えていないから
これは言ってる意味がわからないって感じですよね…なんで不妊治療してるんやっていう。
noterさんたちの記事を見ていると、自分の子どもを手に抱きたいという温かい気持ちで不妊治療に向き合っている方が多いんだなということを日々感じます。
それにひきかえ私はただ、結果を出すことに躍起になってるのでは、と…
根底には私なんかが子供を育てられるんだろうか?という恐れがあるんだ思います。
夫に似たら良いけど、私に似たら勉強も運動もできなくて可哀想だよ、とか
イヤイヤ期や反抗期の子を私がうまく対処してあげられるのか、とか…
不妊治療の結果を出すということだけを考えることで、考え始めたら止まらない不安に蓋をしてるのかもしれません。
今回の結果を聞いて夫が落ち込んでいるのがすごく伝わってきたのですが、あまりそれは出さずに私の心配をしてくれています。
たぶん私がすごく悲しんで泣くんじゃないかと心配してるんだと思います。
でも、私は悲しい感情が無かった。
いまはそのことがただただ申し訳ないです。
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