がん患者。働く。おひとりさま。
今日は頭にポツポツ浮かぶことがらを書き連ねます。すんごく長いです。
ガンになって、
心から安心できるひとが自分にいることのありがたさ。がんになったことを素直に伝えたら、心配してそして自然な励ましをしてくれた。今もずっと変わらず励ましてくれて一緒に大笑いできる。ありがとうね。
その反面こんな時こそ寄り添って欲しかった人には、がんになったと伝えることに躊躇して、命に関わる病気をしたと伝えた。寄り添ってくれるとは思えない、それどころか厄介なことは避けて、距離を置きながらの付き合いを望んでいるようなひとだった。伝えることに躊躇した自分の気持ちは相手をよく分かってた。
働くこと。
生活のためはもちろんだけど、社会との繋がりが出来る。ひとりだと、自分が見て聞いて解釈したことだけで終わってしまう。でも働くといろいろなひとと出会い、いろいろな考え方を知る。仕事のことだけでなく、どうでも良い会話の中にも耳に残る言葉が有って、「それって何?」と思ってスマホで調べる。たまに「それ、絶対食べたい!」「それ、見に行きたい!」など食べに行ったり見に行ったり新しいものに出会える。
おひとりさまのガン患者。
私は去年年明けに正社員の仕事を辞めて、国民健康保険に加入し、仕事は契約で働いていた。
でもガンが見つかり、手術と抗がん剤治療で無職になった。幸い私にはサザエさん一家、励ましてくれる親友がいたので落ち込んでも支えて貰えた。家族がいても「ガンになる」ことはとても受け入れ難い。おひとりさまなら尚更。
患者会を見つけて話を聞いてみる、ガン相談支援センターや、国・地方自治体がやっている相談支援センターに電話して話しを聞いて貰うなど、自分で抱えきれない気持ちを打ち明けることが大切。
がん患者の就活。
治療が終わった後や治療中の就活はとても厳しい。ガン患者でも仕事は出来る!
いのちを繋ぐための通院の早退遅刻は、雇う側には理解して欲しい。2人に1人ががんになる世の中で、雇うひとだってがんになる可能性はある。がんでも仕事が出来るひとがたくさんいる事が、知識として当たり前にある、そんな世の中に早くなって欲しい。
お金のこと。
治療費がかさむので、限度額認定を受けたり、国からお金を借りることも出来る。これは申請して審査があるけれど。
安くて良いので「がん保険」入った方が良い。
自分に何か起こったら、
自分の生き方に関わることなので、私は避けずに決めていく。これは家族があるなしに関係ないと思う。
がんになって、辛い経験をたくさんするけれど、楽しいこともある。ガンになる前と変わらずたくさん有る。
美味しいもの食べたり、
楽しいお喋りしたり、
好きな曲聴いたり、
美しい風景を見たり、
映画やドラマ見て感動したり泣いたり、
落ち込んでしまう時も有るけれど、生きている間にしか出来ないことが山ほどあるから。
出来ることから、
やってます(^-^)