松の木に 囲まれ遅咲き 葉桜なり
昨日の続き、赤坂からの帰り道の話です。
紀尾井坂を登り、紀尾井町ホールからソフィア通りで上智大学方面に向かいますが、このソフィア通りと並走している土手の道（『ソフィア散歩道』というようです）を歩きました。
高校生の時、初めてこの道を歩いてすっかりファンになりました。（この土手歩きたさに上智大学に行きたい！とその頃は思いましたが、ご縁はなく…）
この散歩道は、春になると桜が綺麗です。ここの土手について調べたら、それまではクロマツしかない土手だったそうですが、1959年に上智大学生が卒業記念に桜の苗を60本植樹したのがきっかけで、1964年には土手ぞいの老舗料亭の方が100本苗を寄贈して合計160本が色々苦労を重ねながらも成長して見事な桜並木になったとのこと。ただ、道を歩いていると「桜の木を守ろう」立て看板を見かけたので、桜の高齢化の伴って命を繋ぐためにも活動が進められているようです。参考：上智大学生が植えた土手の桜
土手を歩いていると、当たり前ですが桜は終わり、クロマツたちが緑の葉をつけていました。上智大学に向かった土手道の左手、高台から見る景色、木々の間から見える丸の内線の走る姿がずっとお気に入りです（たまにレトロ仕様の赤い丸の内線が走るともう最高です）。今日も眺めようと左手を向くと、ふと、土手の少し下にピンクの花が見えました。
あれ？あれは桜…？
すっかり葉桜になってはいましたが、確かに桜です。
クロマツたちに両脇を挟まれて咲いていました。
他の土手の場所より涼しいのか。
もしくは単に遅咲きなのか。
それともクロマツたちがまだまだ桜を眺めていたいのか…
理由はわかりませんが、
おかげでお気に入りの道でまだまだ桜を見ることができました。
今日の音声配信
今日はナポリタンの日なのだそうです。
そう聞くとなんだか食べたくなり、今日のお昼は昭和漂う喫茶店のナポリタンを食べに行きました。
ケチャップたっぷりの甘い甘いナポリタンでした。パスタにフライパンの焼きこげが1、2本あるのもまたまたオツなもの。美味しくいただきました。