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日本のワイナリー訪問レポート (久住ワイナリー編)

久しぶりの投稿です(^^;)

最大10連休となった今年のGW。
前半は雨も多く、後半は晴天に恵まれてアウトドア日和になりましたね。
このメルマガをご覧いただいた皆様も、キャンプに出掛けたよ~✨
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

かく言う私も、大のキャンプ好き。
前半は長崎、後半は大分へキャンプに行ってきました。

そしてこの機会に、大分にある久住ワイナリーを訪問してきました♪
一昨年に熊本の菊鹿ワイナリーを訪問しましたが、その時は単純な物見遊山でした。
今回は開店後初のワイナリー訪問となり、俄然チェックする内容や意識そのものに変化が現れます。
どんな畑でどのようにワインが造られているのか、そしてそこから生み出されるワインはどのような味わいなのか。
そんな日本・九州のテロワールと照らし合わせて、ワインの味を堪能してきました。

ワイナリーを訪れて、まず目に飛びこんてきたのがワイナリーに広がる垣根式のワイン畑。6ヘクタール(60000㎡)あるそうですが、くじゅう連山を背にして雄大な久住高原にあると、小ぢんまりとした印象を受けます。

垣根式栽培とは、等間隔にブドウを植える方式で、ワイン用ブドウ栽培では海外で最も一般的な方法になります。
一方日本では、従来食用ブドウを育てるには棚式栽培がメインでした。藤棚をイメージしてもらえると想像し易いと思います。
垣根式を採用することで、ブドウの房の管理がし易くなり、少量収穫に抑えることで凝縮感のあるブドウを造ることができます。

そして久住ワイナリーのブドウの樹も、やはり間引いていました。(芽が13個位でした)
ワイナリーに伺ったところ、摘房の数は決めておらず、全体の収量やバランスを考えて行っているそうです。

さて、ここまで来たらやっぱり飲みたくなります。
しか~し、ここに飲みたいドライバーが2名。しかも前日に試飲を済ませた私と、まだ試飲していない主人。 これは分が悪すぎる。。。
仕方なく、ワインドリンク権を手放して、ブドウジュースで我慢する私。(こちらも、味わいが濃くて酸味と甘みの凝縮感が感じられて、美味しいかった~)
そのまま、隣接する石窯ピザのレストランへ。(GW期間の為、なんと1時間半待ちでした!)
その場で焼き上げられるピザはどれも美味しかったです。
特に、パリパリピザ生地の上に新鮮なレタスと生ハムのコントラストが美味しいかったな~

そして、その脇で遠慮なくワインの体積を減らしていく男性陣。。
綺麗にすっきりとしたシャルドネに重ねたクリーミーな味わいの樽熟成。甘味と酸味のバランスがちょうどいい、デラウェアスパークリング。
どのワインも解説を聞くだけで想像力が掻き立てられ、フラストレーションは増すばかり。。
堪え切れなくなった私は、更に延泊を提案して、登山&♨コースで九州最高地(標高1303M)に位置する法華院温泉を友達家族と共に目指すことに。
寝袋と最低限の着替えは持ちつつも、ワインもしっかり抱え込んで秘境の温泉を目指したのでした~


※ 久住ワイナリーからの追記コメントです↓
『今後はオリジナル品種くしふるの夢(メルローと山葡萄の交配品種)とシャルドネに意欲的に取り組んでいきたいと思います。
醸造家が昨年より変わり今年度より出る商品は品質も良くなっていっていると思います。』

これは、またワイナリー&秘境温泉ツアーに行くしかないですね~✨

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