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売上不振の営業代行サービスと新規営業活動

営業代行サービスとは、WEBサイトの構築、PVやコンバージョンアップ、テレアポ、紹介サービスなどのこと。

わたしの支援先でもこのようなサービスを利用している会社がいくつかあります。

一番うまく利用しているのは、社長を含め社員の営業力が強い会社。
なんだか矛盾しているようですが。

ファーストコンタクトを外部に依頼して、その後の訪問を従業員が行うことで新規開拓をしているのです。

なお、このような営業代行は、比較的単価が安くて、利用頻度が高い商品やサービスなら有効ですが、高額で利用頻度が少ない場合は不向きです。

営業コストと時間を取られてなかなかリターンに結びつきにくい。

売上不振のなかでの営業代行

わたし個人の話になりますが、かつて事業領域を絞り込んだところ、売上が減ったんですね。

顧客はいるのだけれども、新規顧客はなかなか増えず、今後のことを考えると焦ります。

そして、登録料割引中!という営業トークに引っかかり、某営業代行サービスに登録したのです。

これは、Webサイトで見込み顧客から問い合わせを受けて見積もりを出すというサービス。

確かに問い合わせは入る。
けれども問い合わせ1件に対して競合10社ほどが見積もりを出しています。

こちらも見積もりや提案文書など送るものの、見送りしますという回答か、返事が来ないのどちらか。

結局、月額利用料と手間をとられて、焦りだけが増大。

じゃあ、サービス退会しますと手続きしたところ、もっと手厚くサービスするので退会しないで、という引き留め連絡が複数回きました。 

あ、そっか。
このサービス、登録者の離脱率が高いんだ。
だから、引き留めメールが来るのね。

ということで、退会したのです。


飛び込み営業もしてみた

同じ業界の先輩方が、駆け出しの頃に案件を斡旋する某所へ営業したと聞いたので、飛び込み営業してみました。

わたし自身、営業に慣れてないので、電話かけるのもしんどいし、電話で来るなと言われるのはもっとしんどい。

で、ノーアポで突入して、緊張で汗だくになりながらもチラシ置いて帰ってきました。

先方にとっては、甚だ迷惑な行為ですね。後から、アポ取れよ!!と叱られました。

それでも、ちゃんとお話を聞いてくれるところがいくつかあって、さらに受注につながったのは奇跡としか言えません。


一番効果的だったのは

同業者に声をかける、お食事に行く、という方法でした。

仕事あったら、紹介してもらえますか?

たったその一言を、案件を紹介してくれそうな同業者に電話で伝えるまで、1週間悩みました。

わたしのしょうもないプライドが邪魔してたんですね。

『山月記』の虎が語る「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」ってこれか!

虎になる前に行動してよかったぁ。

とジタバタして一年たたずに、おかげさまで売上を伸ばすことができたのです。


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