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青山学院・原監督から学ぶ 組織づくりに大事なこととは
こんにちは。
株式会社signの藤井桃子です。
正月といえば箱根駅伝!
箱根駅伝が私は大好きです。
選手が箱根駅伝に人生を懸けていることがビシビシ伝わってきて感動します。
中学生時代、実は陸上をやっていました。
陸上部の4つ上の先輩がエースとして花の2区を走っていたこともあり、毎年応援するようになりました。
箱根駅伝の結果をドキドキしながら見守っています。
今年は優勝候補の青学大や駒沢大、東海大が軒並み往路で失速する大波乱で、創価大がずっと1位で快走。
復路でも独走状態だったため、これはそのままいくなと思いきや、最後の最後で駒沢大が大逆転というすごい結末で終わりましたね。
箱根駅伝は何が起きるか分からないから面白い!
今回、特に面白かったのが青学の後半からの大躍進。
主将の神林が怪我で欠場するなどの要因もあり、往路では2区、4区、5区で失速して12位復路スタートにもかかわらず、往路では4位まで上げてきて本当に面白い走りを見せてくれました。
そんな青学を常勝軍団と呼ばれるまでに育て上げた、原監督について書きたいと思います。
原監督は就任時、優勝はおろか、大会に出場することすらできない弱小部だったところから、箱根駅伝で4年連続総合優勝を達成するまで育て上げた組織づくりのスペシャリストです。
10年近くサラリーマンとして仕事をしているところから、辞めて監督に就任した異色の監督でもあります。
そんな原監督は、
「より良い組織が、より良い人材を育てる」
と説いています。
もし一人のカリスマに頼るんだったら組織はいらないと。
その考えのもと、最初は土台となる組織づくりからスタートしたということです。
原監督がチーム作りで大事にしてる基本形それは次の3つ。
1、目標理念が根付いていること
2、傍観者主義にならないこと
3、他者責任にしないこと
そして組織を成長させる5つの要素は以下。
1、知ること
2、理解すること
3、行動すること
4、定着させること
5、相手に教える・伝えること
これらを意識することによって組織は成長していくと原監督は説いています。
また、個人としての目標設定を各選手に立てさせた上で、チームでそれぞれの目標について話し合い、達成可能な目標に仕上げていくそうです。
他人が設定した目標だと、自分の目標という意識が希薄になるため、一人一人の目標管理をすることによってスキルを上げてき、結果として組織のレベルが上がりって「チーム目標」が達成できる。
そんな好循環が実現していると原監督はいいます。
小さな成功体験をたくさん経験させて自信を育みながらも、主体性を持たせて人を育てる原監督は、チームビルディングのプロだなと感じますし、その結果が箱根駅伝の連覇として現れているなと思います。
来年は1位を奪還して欲しいですね!