貯蓄200万の私が資産100億の富豪から学んだこと
こんにちは、節約ももこです🍑
本当にたまたまなのですが、今までの人生で見たこともないレベルのお金持ちと知り合い、お話を伺う機会に恵まれました。
その方の細かい情報については言及を避けますが
・アラフォー男性
・資産100億以上
・世界規模で人脈がある
・自力で成り上がったタイプの資産家
ということだけお伝えします。
富豪と呼ばれる方々は夜職やハイスペックな仕事に就いていれば出会うチャンスもあるかもしれませんが、私はただのイチ会社員です。遠い世界の方とほんの少しでも接することができとても貴重な経験になりました。
ご本人がこのnoteを知る由もないのですが、改めてこの一瞬の出会いにここで感謝をお伝えしたいと思います。
今回のnoteはその方の個人情報をペラペラと明かすのではなく、その方の思考や立ち振る舞い、そしてそれを目の当たりにした私が学んだことにフォーカスして書いていきたいと思います。
富豪の思考・行動
①全身ハイブランド
仕事上「社会的ステータスが高い人間である」ということを相手に証明する必要があるために、その手段としてエルメス・シャネル・ロレックスなどハイブランド品を身に纏うのだそうです。
個人的好みとしてもハイブランドがお好きということでした。
②マナーが素晴らしい
店員さんに対しては「ありがとうございます」ときちんと伝えて丁寧に話しかけていました。
女性(私)に対しては、コートを着せてくださったり常に褒めながら話してくださったり、お店は予約しておいてくれ会計も済ませてくださるなどとてもスマートでした。
相手に恥をかかせない、惨めな思いをさせないことを大切にしているのかなと感じました。
③サービス・礼儀に厳しい
ご自身がしっかりとマナーを守っているだけあって、サービスを提供する側の態度やスキルには非常に厳しいようでした。
これは、お店で言うとサービスの低いお店には二度と行かないし、サービスのよいお店は人を引き連れてまた来るためです。良いものは分かち合いつなぎ合う価値観がありました。
④時間をムダにしない
お店も人間も、自分の時間をムダにする対象は徹底的に除外し、二度と関わりません。常に自分にとってプラスになるものを選別しています。
時間をムダにしない精神はビジネスでも同様で、ハイスピード&ハイレベルな仕事ができる方なのだろうと見受けました。
⑤感情よりエビデンス
常に責任ある立場で大金が動くビジネスをしているので、判断材料のためにとにかくエビデンスを集め、感情は持ち込まないとのこと。
⑥人間には強者と弱者がいる
ごく自然な価値観として、「人間には強者と弱者がいて、自分は常に強者であり、強者でい続けるための努力や行動を惜しまないのだから、弱者はうまく使われても仕方ない」と考えています。(これは富豪に当てはまるというよりその方の価値観かもしれませんが)
ただ、前述したようにご本人も自らの努力で地位を築き上げた方だし、例えば接客に従事している方でも一流のサービスを提供すればその方の地位も向上させてくれる、ということを考えれば、本人の努力次第で強者へのし上がることは可能なのかもしれません。
⑦凡人とは異なる幸せの形
ビジネス的に既に成功しているように見えますが、本人にとってはビジネス上のさらなる将来像があり、それを人生単位で叶えるために努力しています。
また、家庭を築くこと・パートナーを得ることには現時点では興味がないようでした。
富豪から学んだこと
①詮索しない
その方は「詮索されることが嫌い」と話していました。
確かに、人が明らかに裕福であると知ると、その方の学歴や総資産額や取引先名など、「どれだけスゴイんだろう」と根掘り葉掘り聞いてくる人や、隙あらばおこぼれ的にお金が欲しいという人がしょっちゅう近づいてくるはずです。隠してもそんなテイカー思考は本人にはバレバレでしょう。
そのため、私はその方に邪な考えを持たず、気持ちよく返せる質問をするように心がけました。そしてその方も個人的な情報より考えや好きなことに焦点を当てて話題を振ってくださいました。
話題の選択は、お金持ちに限らず誰との会話でも気をつけるべきですよね。例えば、学歴・年収・貯蓄額・本人や家族の病気や障害・過去の失敗など、聞かれたくないことは誰にでもあるはずです。
これまで友人に、知らず知らずのうちに失礼な発言をしていたのではないかと振り返るきっかけになり、今後のコミュニケーションで役立てていきたいと思いました。
②身だしなみを大切に
これまでに感じたことのない価値観でしたが、あまりにも社会的ステータスが高い方なので自分の身だしなみをしっかりしないと相手に失礼になると感じました。
そのため、安いなりに新しい服を購入したり(そもそも手持ちのモノがボロすぎて買い時でした)、しっかりヘアメイクをして、靴を磨いて、もちろん歯磨きや臭い消しといったエチケットもばっちりしてお会いするようにしました。
これまでも、友人と会うときに買ったばかりのお気に入りの服で会うことはありましたが、相手へのマナーだと思ったことは正直ありませんでした。でも今後はその目線をもって、もっと相手にも心地よい自分でいられるように見た目には気を配りたいと思いました。
③相手への感謝を表す
その方はものすごく忙しい中で、私とコミュニケーションを取る時間を割いてくれ、食事代まで出してくださいました。それらに対する感謝はしつこいくらい伝えなければならないと思いました。
ただ、友人の場合はどうでしょうか?約束の時間に数分遅刻したり、誕生日が近かったのにうっかり食事を割り勘してしまったり、貸してくれた傘を返し忘れたり・・・
ラフな関係が心地よいという感覚ももちろんありますが、普段の振る舞いで、相手が「自分は大切にされている」という感覚をもつことはできているでしょうか?
私の過去の言動を見ると、恥ずかしながら答えはNOです。
相手が誰であっても、相手にとって失礼なことはしない。この気持ちを忘れないようにしたいと思いました。
④学び続ける
その方は幼少期から今に至るまで常に学び続けていて、知識量や思考の深さに圧倒されました。物事を主体的な学びや実際の行動の積み重ねで立体的に理解し自分のものにしているということが、お話を聞いているだけでわかりました。
私も何かを知ることは好きなのですが、勉強好きという程ではありませんし旅行に行くにも怖気づいてしまうほどの小心者です。
読書や語学の勉強をし、時にはその地に足を運んでみることで、その方のように今よりも素敵で豊かな大人になれるのではないかと感じました。
まとめると・・・
お金をかけなくても、話題のチョイス・身だしなみ・学びなど、自分をより強く賢く美しくするために実践できることはたくさんあり、それに向かって努力することが回りまわってよい未来をもたらすきっかけになりえる。ということです。
皆さんは既に実行していたことばかりでしょうか?
貯蓄のあるなしに関わらず、皆さんの暮らしが内面から豊かで満ち溢れたものでありますように🍑