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🇦🇺留学|ひとつに絞らなくてもいい

最近、よく考えることがある。

私は理系なのか?文系なのか?あと数ヶ月で大学が始まる。こんな時に、根本的なところで躓いた。

私はずっと、物理が好きで勉強を続けてきた。ロジカルな思考で真実を追究するってところも、直感と外れるイロジカルな面も、知らなかったことを知るプロセスが面白い。高校に入ってくらいから、天文学にどハマりして、自己満でYouTubeやBriliantを使って独学してきた。

ずっとこのまま理系の道を進んでいくんだろうと確信していた。

学習ウェブサイト Briliant からとったnote
理系に染まりまくりやん

でも、人生そんなに単純じゃない。最近、なんだか興味の範囲が広がり過ぎてよく分かんなくなってきた。

環境学、社会学、美術、音楽。

一生懸命になって向き合うと、どんな分野にも興味が湧く。

環境学はこの前の記事でも書いたように、物理の延長線で興味を持ち始めた。オーストラリアに来て選択科目で環境学を選んでから、興味は責任に変わって、私ができることはなんだろうと考えることが多くなった。

環境学の課題で書いたレポート。

社会学は日本の高校に行ってから興味を持ち始めたかな。倫理や政経の授業で、社会の構造がどうやってできているのかを学ぶと、教室を飛び出して高いところから世界を見ているような気がしてワクワクした。オーストラリアに来て、性差別、人種差別、先住民族の扱いに今までよりセンシティブになった。

美術や音楽は趣味に近いけど、私の大事なアイデンティティ。特に美術は私の人生のコアに近いところにある。物理に興味を持ち始める前はずっとずっと絵を描いていた。美術の学校も興味があったけど、学問で極めたいのは物理だったから、その道は選ばなかった。でも、大学じゃなくてもいつかしっかり学んでみたいと思う。最近描いた絵がこちら↓

indoor plant store

理系の分野だって、興味があるのは物理だけじゃない。生物にも同じくらい興味がある。一生懸命になって勉強すると、どんな分野も面白い。

理系文系はともかく、大学で一つの分野に絞るなんて無理すぎる。

自分分析を始めてからこの一年くらい、ずーーっと大混乱ですよ。

「待ってずっと物理好きだったじゃん、今道を逸れるの?物理続けようよ。」

「ちょっとまって、私やっぱり理系向いてないかも。物理の問題解くのに何時間もかかっちゃう。苦手なんじゃないの?もっと自分が得意な環境学にしようよ。」

「あれ、私小さい頃からずっと絵を描いてきたのになんで辞めちゃったんだろう?こんなに好きでパッションがあるのに。アーツ系の学問にしたらどうかな。」

うーー。

興味がある分野が広いことはいいことだけど、軸を決めないと。ゆらゆら、いろんなところに少しずつ手を出して、ぼんやりしちゃう。

こんな私だから、やっぱりメルボルン大学があっていると思う。
メルボルンに決めた理由は、Breadths subject っていう、メジャーと全く関係ない教科もサイドで選べるから。サイエンスの中にも選択科目がいくつかあって、物理専攻でも、物理と関係ない教科が取れる。軸のメジャーの周りを、自分の興味に合わせてカスタマイズできる。それに、3年制の大学だけど遅くて2年生までメジャーを決めなくていい自由度が好き。

この大学では、好きなことをひとつに絞らなくていい。

自分分析大混乱中だけど、一つ分かっていることは、私は物理が好きでも物理の一色に染まりたくはないってこと。いろんな色を編み込んだカラフルな人生がいいな。

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