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環境学|きっかけ

こんにちは!ももこです。

留学系Noteクリエイターとして、オーストラリア留学での日々の気づきを書き留めてます。

今日からプラスアルファで、自分の興味がある学問について考えた事、調べたことも書いていきたいと思います!

今回は環境学について。

環境学に興味を持ったきっかけ

自分の生活の形と地球の環境の関係について考え始めたきっかけは、高校に入ってから興味を持ち始めた天文学で触れた、地球の儚さだった。

人間の脳では想像ができないほど広大で静かな宇宙の中に浮かぶ数千億の銀河。一つひとつの銀河に漂う数千億の星々。果てしない宇宙の庭に現れた地球という存在は、遠くから見ると小さな小さな、一つの青い点で、でも私たちにとってはその点が全てだ。

"Pale Blue Dot" NASA/JPL-Caltech, 1990

太陽系を去ったボイジャー1号が最後に目にした地球は、たった1ピクセルの青白い点だった。

この青い惑星で生命がどう生まれたのかは、未だにはっきりと分かっていない。ゼロに限りなく近いような確率で奇跡的に生まれたのか、条件がそろえばどんな惑星でも起こりうることなのか、まだ分からない。

でも、少なくとも分かっていることは一つある。それは、この地球に生まれ適応し進化してきた私たちにとって、地球は他のどの惑星にも見つけられない特別な環境であるってこと。

どこを探しても、私たちにとって地球ほど生きやすい惑星はないだろう。

もしもう少し太陽に近かったら焼き焦げてただろうし、もう少し遠かったら凍えてただろう。もう少し気圧が高かったら、低かったら。水があったら、なかったら。

私たちの知る生命にちょうどいい環境は奇跡の連続で成り立ってる。外に出て太陽の暖かさを肌に感じながらあくびができる日常は、宇宙の中で決して当たり前のことではない。

ちょっとカッコつけてみた

少しの変化で、地球全体が氷に包まれてしまうことも、灼熱の砂漠に成り果ててしまうことだってある。環境は簡単に変わってしまうんだ。

そんな儚い地球に人間が現れて化石からエネルギーを抽出し始めてから、環境は今までにないペースで変化している。

産業革命から現在に至るまでに空気中の二酸化炭素濃度が急激に上がってきたことが分かる。(Credit: Luthi, D., et al.. 2008; Etheridge, D.M., et al. 2010; Vostok ice core data/J.R. Petit et al.; NOAA Mauna Loa CO2 record.)

植物が吸収できる量より遥かに大量の二酸化炭素を煙突から吐き出し、プラスチックは自然に戻らないまま海に埋められ、森林は回復を待たずに切り拓かれていく。

人間の活動が環境に与える影響は、目に見えるくらい大きいものになってきた。森は焼かれ空を赤く照らし、珊瑚は色褪せ白い石と化した。

気候変動の問題は将来の問題じゃなく、今を生きる私たちに降りかかる問題だと気がついてから、環境に対する意識が変わった。

高校では一途の物理っ子で、大学では物理を学びたい、物理学の最先端まで勉強してみたいと思ってた。今もまだまだ物理が好きだけど、今は物理の力で環境問題に解を見つけたいと思い始めた。

これから、こんなふうに、留学の気づきと一緒に環境学や物理、その他いろいろな分野について考えた事を書いていこうと思う。

これからもよろしくお願いします!

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