子供の味覚
皆さん、こんにちは。
登録販売者の津田淳子です。
kks(くすりと漢方のスペシャリスト協会)認定講師として学びを深めたいと思っています。
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今日はSNSのやり取りから、
お子さんに対して漢方のエキス剤を飲ませやすい方法を考える機会があり、忘備録にこちらで記載していこうと思います。
まず自分の味覚ではあんまり漢方を服用した時に不味さ、苦味を強く感じていませんでした。
たまに胃薬に入っている生薬は芳香性の高いものがあるな、であったり苦味が感じられるものがあるな、くらいの認識です。
うちの子供も麦門冬湯は甘くて美味しいとむしろ好んで服用してくれたり、
小青竜湯は五味子のせいか、酸っぱくて飲みにくさを感じているようでした。
大人より子供の方が「味」は感じやすいように感じます。
①服薬ゼリーを使用する
味が苦手で服薬できない時にはやはり西洋、漢方問わずに役立つアイテムになるようです。
②ハチミツや黒糖に混ぜる
甘いものにコーティングされて飲みやすくなるようです。
☆でもハチミツは一歳未満のお子さんにはボツリヌス菌の影響があるので禁忌になるので要注意です!!
そもそも2歳未満のお子さんは受診勧奨が多いと思うので、ご案内の可能性は低いかも知れませんがハチミツのご案内の際は忘れないようにした方が良さそうです。
③ココアに溶かして飲む
苦味には苦味で対抗、なのでしょうか。
ココアの美味しい苦味が漢方薬の苦みに勝る期待が持てるそうです。
(レシピプラス:よく出る漢方薬ABCより)
④リンゴジュースで飲む
青汁が苦手な方へもおススメなのが、リンゴジュースに混ぜると苦味がまぎれる、というのもあります。
対してオレンジジュースは逆に苦味が増すのでこれもまた要注意です。
漢方は、芳香性のあるもの、苦味に効果を感じるものもあるので都度確認していただきながら、が前提にはなりますが、ご家庭でできる工夫も色々あるな、と改めて感じました。
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