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初めましての方も、そうでない方も、
自己紹介をきちんとしていなかったなと気づき
今更ながらで恐縮ですが、自己紹介をさせて下さい!
河村桃子と申します。
現在はフリーランスで管理栄養士として活動しています。
なぜ私が管理栄養士になろうと思ったのか?
「食からみんなの健康を支えたい!」
といったような強い想いがあって管理栄養士を目指す方が多いのですが、
すみません、、、
高校生の時の私にはそのような考えが全くありませんでした(汗)
私がこの職業を目指したきっかけは家庭科の授業で
「人が生きていくためには衣食住が必要」
と習ったのがきっかけです。
当時の自分は何かに怯えていたのでしょうか、その時に閃いたんです
「この3つのうちのどれかを仕事にすれば食いっぱぐれないな!」
それから3つのうちで興味のあるものは何だ?と考え
過去の自分を振り返ると、
●「お料理BANBAN」という料理番組を見るのが好きだった
●包丁で食材を切ることに興味があり親がいない隙になぜかカッターで
じゃが芋の皮むきを見様見真似で行い指を負傷
●祖母が作る卵焼きが好きで教えてもらいながら何度も作った
(さらに今振り返ると味の素入れてたな、今は入れてないけど…)
など、、、食に興味があったので消去法で『食』が残りました。
そして地元の図書館で手にとった料理本のレシピ考案者のプロフィールで
栄養士という職業を知り、「よし栄養士になろう!」と決めました。
(最初の志が低くて恥ずかしいです…)
調べていくと栄養士と管理栄養士の2つがあり、当時は料理しか頭になかったので栄養士の専門学校に入学、卒業後は給食会社に入社し病院や高齢者施設の給食管理業務を行なっていました。
栄養士と大学生の二足の草鞋
周りがどんどん栄養士を辞めていくなか、高い志がなかったにも関わらず仕事を続けていました。ただ、気持ちに変化が出てきて、
●もっと栄養について、体について知りたい!
●入院している患者さんに食事で笑顔になってもらいたい!
と思うようになり、働きながら管理栄養士を目指すことを決意します。
ただ、管理栄養士になることはあくまでも通過点であって栄養についてもう一度学びたいなという気持ちが強くなり、管理栄養士受験資格に必要な実務経験3年をこなしたので、思い切って仕事を辞めて栄養学が再度学べる女子栄養大学の二部に進学しました。惜しくも2020年3月を持って二部はなくなってしまったのですが、今でもあの時思い切って行動に移してよかったなと思います。
昼間は高齢者施設で栄養士としてパート勤務、夜は大学、1年目は合間を見て国家試験の勉強、大学の講義後の飲み会(笑)と、超ハードスケジュールを2年間こなし、無事に管理栄養士の国家試験に合格。
(私が受けた既卒枠の合格率は当時は9%と狭き門を突破!)
大学卒業後は念願だった給食管理&栄養管理ができる直営病院で働くことになりました。
病気にならないと食事の相談はできないのか?
20代は病院で働き食事から患者さんを支えることに邁進していました。
【 病院食 = まずい、味気ない、見た目がいまいち… 】
と思われがちですが、工夫次第ではそれなりのものを提供できます。
なので、入院生活という単調な日々に楽しみを届けたいと毎月行事食やイベント食にかなり力を入れていました。
ただその一方で、病気になって病院に来るまで管理栄養士に食事の相談ができないことに疑問を抱くようになりました。
病院に来て栄養指導を受けるということは何らかの疾患を抱えているため、この時点では食べたいものを自由に食べられず、制限がかかります。
もっと早い時点で食について向き合う機会が得られれば未来は違っていたかもしれないと思うと、病院で患者さんを待っていることよりも病気になる前から食事の相談に乗りたい、食事で人生を変えるお手伝いをしたいと思うようになりました。
企業に転職してビジネスマンの食スキルの必要性を認識
病院を退職した後、今まで病院でしか働いたことがなかったので企業で働いてみたいと考え、管理栄養士の資格と経験を生かして給食システムのコンサルティングをする業務で企業に転職しました。
今まで病院では動き回ることが多かったのですが、座る時間が多くなり、さらに付き合いでの飲み会、出張と生活リズムがガラッと変化。
こんな生活を続けていたら病気になるのもしょうがないよな…
と現実を目の当たりにします。
今までは食習慣が悪かったから病気になったと思っていましたが、
なぜ悪くなってしまうかというと
状況に応じた食選択スキルを持っていないから
なんです。
多くの仕事をこなす中では健康な体が資本です。
ガッツと気力で乗り越えるのではなく、この先も力を発揮し続けるために
食事を選ぶ力を身につけることが現代のビジネスマンに必要なスキル
だと感じました。
新しい時代だからこそ健康経営が必要
皮肉にも新型コロナウィルスの影響で働く環境に変化が出ています。
今までは健康管理は自己管理が一般的でしたが、自己管理には限界があり会社の介入が必要です。特にテレワークでは離れた環境からそれぞれがパフォーマンスを発揮するためにも健康管理スキルが重要です。
今後働く人口が減っていく中で、ビジネスを加速していくには健康経営という考え方は必要不可欠だと思います。
新しい時代の幕開けだからこそ、一人でも多くのビジネスマンの方に
その時の自分にあった最善の食事を選択できるスキルを身につけて欲しい
という想いで活動しています。
長くなりましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。