コミュニケーションの真髄は、「弱さへの共感」にあり!
だいぶご無沙汰してしまいましたーー!
今日は自分が言語化できていなかった感覚を、美しく完璧に表現している本を見つけ、感動したので…
また、その内容があまりにすばらしく、ぜひ多くの人に読んでほしいと思ったので…
シェアしたいと思います✨
その本とは、『赤ちゃんにおむつはいらない』という本です。
私自身、おもらし生理をある程度コントロールできるようになって楽になった経験があったので、育児でも応用できたらいいなと思って手に取ったのですが…
意外や意外、本題とはまったく別のところで、感動する事態になりました。
それが、本の冒頭も冒頭、序章で触れられていた、「コミュニケーション」についてです。
パートナーシップに取り組む過程で、自分はコミュニケーションが下手なことに気づき…(^^;)
日々トレーニングするつもりで、今も取り組んでいるのですが…
「魂の道」や子宮推命のセッションを通じて、同じような壁にぶつかったり、悩んだりしている人が思いのほか多く、「むしろコミュニケーションが得意な人なんていなくて、みんな難しさを感じているんじゃないか?」と思うようになりました。
同時に、企業などの現代の組織や、家族が抱える課題も、結局は「人と人とのコミュニケーション」に集約されるのでは??と、感じるようになりました。
なぜ、こんなことになってしまっているのか?
それが、この本の序章に書かれていたのです。
まさかの、おむつなし育児の本に!
引用が少し長くなりますが、すごく大事だと思ったので、ご紹介します。
また私自身の体験や感じたことも、併せてシェアしていきますね~!
私が子どもの頃の家族のコミュニケーションは、まさにここに書かれている通りでした。。
「知性」や「教養」が大切で、それを子どもに付けることで必死。
だから、晩ごはんのときは、それが十分に身についているか?自分の頭で考えることができているか?をチェックするために、親から質問をされる。
意に沿った回答ができれば良し、できなければ「バカ」扱いされ罵られる。
(実際は罵っているつもりはなかったのかもしれないけれど、私はそう捉えていた)
罵倒されないように、間違えて恥ずかしい思いをしないように、いかに「正解」を回答するか?
それだけが大事になってしまって、「自分の素直な気持ちや考えを言う」なんてことはできなかった。
それは実家を出てからもそうで、他人と話すときは「いかにその場の正解を答えるか」が何より優先すべきことになってしまった……。
私も親を責めたいわけじゃなくて、ただ「こうだったな~」と思っているだけでして(^^;)
知性や教養が大事じゃないわけではないし、社会の風潮が、強迫観念のようなものが、私たちの親世代を圧迫していたとも受け取れるので、特定の誰かが悪いというわけじゃないと思っていて。
ただ、自分が体験したことから、より良いものを自分の子に渡すとしたら、それはやっぱり「コミュニケーションの仕方」じゃないかな、と思います。
私が体験したコミュニケーションも、きっと、「親としての正しさ」から来ているんじゃないか?と思って…。
「正しい行いをしようとする」
「正しい親であろうとする」
そのプレッシャーが、こういうコミュニケーションを生み出していたんじゃないか?って。
「正しさ」を振りかざすと、どうしてもひずみが生まれてしまう。
素直な気持ちはないがしろにされ、脇にはじかれてしまう。
それで、家族の誰もが苦しくて、窮屈になってしまうんじゃないかな?
この本に書かれているように、「私が正解で、あなたが間違い」という強者・弱者のコミュニケーションではなく…
自分が誰かに烙印を押されないように、相手に正しさを押し付けるのではなく…
「あなたが感じていることが正解なんだよ」
「思っていること、感じていることを安心して話していいんだよ」
という姿勢で、自分の子どもともコミュニケーションを取りたい。
きっとそれが、子どものときの私が、一番欲しかったものだから。
人としての正しさ、正しい親の子であること、子として正しい行いをすること。
その場に合った正解を答えること。
どれも、「安心して自分が思っていること、感じていることを話せる」ことに比べたら、大事じゃない。
この部分を読んで、私はそんなことを感じました。
序章は、こんな風に締められていました。
さすが大学教授…!説明がうまい!!
「おむつなし育児」を、子育てを直接する母親や父親だけのメリットとして提示せず、仕事や社会というところまで範囲を広げることで、「誰にでも関係がある話」として主張をする…
ライティングの勉強になります(笑)
でもホント、三砂さんが書かれていることは、私も肚の底から「そうだよねーーー」と感じます。
家事や子育て、家庭から始められることがある。
地味でないがしろにされがちな、でも私たちの基盤となるところから。
そこで共感能力を上げ、伝える力を鍛えれば、それはパートナーシップや家庭の範囲を超え、必ず仕事としても結びつくし、結果が出る。
こういう話って、スピリチュアルな人なら感覚でわかるけれど、実際の言葉の重みや説得力みたいなものが追い付かないことが多いと思うんですが…
別分野の大学教授がこうして書いてくれていると、「やっぱり真実なんだ」と確認することができて、心強い気持ちになります。
『生理痛は治せる!』でも触れたんですが、「いかに自分の弱さをさらけ出せるか」は、これからの生き方の鍵になると思います。
私自身がそうだったからこそ、弱さを隠す人、見せられない人は、傍から見ていても苦しいし、痛々しいです。。
胸がキュッとなる。。
必死に隠してきた弱さをさらけ出すことは、精神的にはかなりのチャレンジで、怖いし惨めだと感じることです。
でも、それをやることで確実に未来は拓く。
むしろ、そこを避けて通れないようにできている。。
(魂って、ドS~~!!!)
弱さを見せることで、実際にはみんなが共感してくれ、歩み寄ってくれる。
それを、赤ちゃんが存在を通して私たちに見せてくれる、示してくれるんでしょうね。
う~ん、深い!!!
なんかもう、これ以上うまく締めることができないので…(笑)
今日はこんなところで終わりにします~
私もまだまだ、道半ば。
コミュニケーションマスターを目指して、一緒に試行錯誤していきましょうねーー!
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございます。
今日もあなたにとって、人生の豊かさをたっくさん!感じられる日でありますように。
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