②胎児ドッグ
検診で指摘された首のむくみ(NT)、染色体異常について調べる。この時点では染色体異常=ほぼダウン症と思っていたため、ダウン症なのかな、でも確率はまだまだ陰性のほうが断然高いのだから大丈夫。と言い聞かせる。
調べるうちに、都内で胎児ドッグを受けられるクリニックがあることを知る。NTを正確に測れるのはかなりの技術が必要で、資格も存在するらしく、その資格を有する先生が見てくれるらしい。
そういえば産院の先生、エコーを見ながら向きが難しいと言っていたから測り間違いかな?胎児ドッグで有資格の先生に見てもらって心配ないと言ってもらえたらすっきり年を越せるんではないか、と考え、すぐに予約して翌日行くことにした。
ただし、胎児ドッグで得られるのはあくまで確率。また、調べる染色体異常は13番、18番、21番という比較的ポピュラーなもののみ。この時点では、あるとしたらこのうちのどれかだと思い込んでいた。
胎児ドッグ当日
院長である女医さんが1時間くらいかけて様々な個所のエコーを見てくださった。
気になっていたNTはやはり3.8mm程度あるとのこと。加えて、静脈管の逆流もみられる。
多岐にわたるチェック項目のうち、2つ以上該当となると確率は上がってしまうらしく、ダウン症の確率はなんと1/4。
「コンピューターの計算だから、どうしても2つ以上になるとこういった確率になってしまうんです。
でもこの子、鼻骨も形成されているし手足の指も綺麗だし、心臓もきちんと4つの部屋に分かれてるし、、明らかにっていう印象は受けなくて。高確率が出ても何もなく普通に育ってる子、めちゃくちゃ沢山いるんですよ」と励ましてくださった。
(ちなみにこの院長先生、テレビにもよく出られてる有名な女医さんだった。私も番組で見たことがあったのだけど、それに気づいたのは数日後。)
産院選びについて思うこと
胎児ドッグで安心できる結果にならなければ、次回の妊婦検診でNTが仮に減ったとしても羊水検査を受けると夫婦で決めていた。
というか産院の先生がNTを正しく見れなかったのかもと期待して胎児ドッグを受けたというのもあったので・・・先生、評判ではあるけど本当にエコー見るの上手いんだね、という結論。
ここで実感したのは、産院選びで大事なことは食事の豪華さや医院の綺麗さではなく、とにかく先生の腕に尽きるという当たり前のこと。NTが正常か異常か、きちんと見つけてくれる先生の腕と丁寧さ。
そういった産院を選んだ上で、NTは14週以降減っていくことが多いので、12~13週の検診にはきちんと行って見てもらう。という心がけも大切だと感じています。