1か月
*この記事は2/25に書きました*
次女を産んで1か月が経った。
まだ一日一回は泣いてしまう。次女の生まれた日であり、亡くなった日でもある。どんな気持ちだったんだろうとか、私たちの判断は良かったんだろうかとか、答えのないことを考える。
会いたい。産んで育てたらよかったじゃないか。でも、難しかった。
22トリソミーモザイクの情報は世界的に見ても極端に少なくて、英語の文献が数件でてくるだけだった。障害の程度がかなり軽度な場合も重度の場合もある。初めての報告は1981年であり、その方が生きているとしても40歳。一生を通しての経過というものが分からない。ノーマルな成長をするケースも少しあれば、重度の障害ももつ可能性もある。
不確定要素をどんと突き付けられ、「何が起こっても」受け入れて幸せにするという決意ができなかった。
何が起こっても。
知能レベルが著しく低くて話せたり身体を自由に動かせなくても。例えば次第に左右非対称の身体となっていっても。生殖機能がないケースもあるらしい。子供を望めないと知って本人が苦しんでも。
最たるは、親である私たちより先に亡くなってしまう可能性が高いとしても。
とても受け止めきれないと思った。私たちも長女も傷つく。
でも、「だから仕方ないよね」でくくるわけにはとてもいかず、延々と考えてしまうし一生考えてゆくと思う。
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