【6.差別について考える~その①】
前回、ワイドショーへの疑問を書く中で、自民党の麻生副総裁の“差別”発言騒動のことを書いた。
差別がいけないのは当然だが、本来、差別には当たらないようなものまで、差別的に扱う最近の風潮は、かえって差別の本質を見えにくくしているように思う。
また、これまで普通に話せていたことが、差別的と言われるようになって、徐々に日本語の豊かな表現が失われ、また、何か息苦しい世の中になっていくような気がするのである。
そこで今回と次回の2回にわたって、改めて差別について自分なりに考えて