ERI
2020年3月に行ったフィンランドの旅行記の中から、本場のサウナの話だけ
うっかり3年もあいてしまった。 一番悩んだと思う壁紙や床材などのお話。長いよ。 前回お話の冒頭で書いた通り、3ヶ月という時間制限内でリノベーション内容を決めなければいけない。 間取りはある程度の希望が最初からあったため、そこまで苦労しないで決まった方だと思う。 私の中で最重要案件だったキッチンも、nuさんに「ミーレを入れたいのであれば、WOODONEが良いと思います」と、知らなかったメーカーを教えていただき、わりとすんなり決まった。この話も別で書きたい。 お家づくりという
器となる中古マンションが無事購入できた私たちは、ついにリノベのターンに入った。 不動産担当のお姉さんは「ここから、とても楽しくなりますからね!」とにこやかに言う。 が、すでにその時期から夫婦揃って仕事がパッツンパッツンになってしまい、「や、やべぇ…」となっていたのだった。 ヘッダー写真:リノベ前の購入時の部屋で寝転ぶ夫 スケジュールの選択リノベを開始する前に、施工会社から2つの選択肢が与えられた。 1つは「設計時間無制限(1年だったか?)」、もう1つは「設計時間3ヶ月」だ
リノベーション(以降リノベ)をするにあたって、一番最初の大きな選択が「施工会社探し」である。今回ちょっと長いよ。 踏み外した「リノベはじめの一歩」本格的にリノベすると決めた随分前に、「とりあえずリノベセミナーでも行ってみようか」となった時があった。 当時はたくさんの会社が毎週のようにリノベ関連セミナーを開催していた。 とりあえず私達は、リノベした人達の120%が名前を知っているであろうという有名会社が主催する「リノベを考えている人のための〜〜」のような内容の初心者向けセミ
昨年から今年にかけて、念願のリノベーションをした。 引っ越したのは2月で、すでに2ヶ月経ってしまったけど、ようやく仕事が少し落ち着いたので、記録がてら少しずつ書いていこうと思う。 と思っていたら、施工会社さんの事例に先に掲載されてしまった。 そんなわけで完成図がこちら! リノベ工事費が掲載されてて、わりとお高いので引いちゃうかもしれないけど、うちはかなり色々やった結果です…もっと費用は抑えられますので… 引っ越して2ヶ月、不満はほぼない。むしろ、QOLが爆上がりしたので
先日、久々にnote書こうとして、そうだ、ちょっと動画でも載せようかな…と、初めて旅動画を編集したんだけど、止まらなくなって動画作成だけで終わってしまった。 そんなわけで初めてなのでアラはあるけど、是非見てください。 今回は、この動画の冒頭のサンタクロースエクスプレスのお話。 はじめに私は乗り物が好きだ。 飛行機も好きな方だけど、特に電車が好きだ。 今までの旅でも、積極的に電車移動を使うようにしている。 Penなどのおしゃれ系雑誌で、2〜3年に1回くらい世界や日本の鉄
初心者のくせに、フィンランドのサウナにこなれてきた私。 ヘルシンキ内でもっと本場を感じさせるサウナはないかなーと探してみたら、ヘルシンキ最古のサウナを見つけた。 Kotiharjun Sauna(コティハルユ サウナ) 1928年から営業しているらしい。100年以上! 早速夫に話すと、すっかり私の「旅は経験!」論に染まった彼も乗り気に。 タオルと着替えを持ってレッツサウナ。 道路脇に現れる腰にタオル巻いてるだけの人たち 路面電車でたどり着いた住宅街。坂の多い町並みを少
フィンランド3回目のサウナは、ヘルシンキに戻ってからとなった。 前回書いたぬるいサウナのホテルの後に、ガラスドームの素敵なホテルに泊まったのだけれど、そこのサウナは直前予約ができないほど人気だった。 まぁ、仕方ないよね。他にあまりすることない場所だからね… そのガラスドームホテルの話はまたいつか。 そんなわけでヘルシンキ2軒めのサウナは、港にあるフィットネスとプールも付いた施設Allias Sea Poolにした。どうやってここを見つけたかはすでに覚えていない。予約していっ
毎回、完全個人手配の旅行なのだけど、よく「すごいね、大変じゃない?めんどくさくない?」と聞かれるので、いかにその【計画】が楽しいものかを伝えたい記事を書いてみる。 計画はじめ2019年秋頃。入籍して1年半あたりたったところで「そろそろ新婚旅行考えようか」ということになった。 なぜそのタイミングだったか…というと、2019年は夫婦揃ってめちゃくちゃ仕事が忙しく、「休みを取る」と決めて動かない限り、絶対に行けないような気がしたからである。 新婚旅行でフィンランドに行くというの
前回の初サウナのあと、私達はサンタクロースエクスプレスという胸キュンな名前の寝台列車に乗って、フィンランドの北の方へ移動した。 北極圏であるレヴィまで、電車とバスで約15時間の旅。 この話はまた別途書くとして、この北極圏のスキーリゾートにあるゲレンデ中腹に建っているホテルで、フィンランド2回めのサウナを体験。 最高気温もマイナスの北極圏。昼過ぎから街をぶらぶらして、戻ってきた頃には身体が冷え切っていたので、よしホテルの最上階にあるサウナに行こう!ということに。 このサウナ
◀ サウナ初心者が本場のサウナに行く vol.1はこちら 傘はささなくてもいいけれど寒くて冷たい…という雨が一日中降っていたヘルシンキ。気温は 1 度。 ヘルシンキ中央駅からバスで10分くらいの海沿いにあるLöyly(ロウリュ)は、木組みの隙間からもわもわと湯気が出ている不思議な形の建築物だった。 近付くと、水着姿の人たちが次々に海へ入っていくのが見える。 手がかじかむ寒さの中歩いていたので、これから私もあの状況になることがまだ信じられない。 続々と海に入っていくおじ
わたしはサウナが苦手だった。 まず私は熱さに弱い。夏はよく熱中症になるし、熱いお風呂もすぐのぼせる。そして、やや閉所恐怖症がある。何度か試したことはあるけど、狭くて熱いサウナに長くいるのは、苦しく怖かった。 フィンランドに行くと決めた時、「sauna」という言葉はフィンランド語だということを知った。つまり、フィンランドはサウナの発祥の地だ。 友人の中にサウナ好きは多い。「フィンランドに行く」と話すと、めちゃくちゃ羨ましがられ、是非サウナを体験してきてと言われた。 私の旅
今までの旅を時系列で書いてみようかなと思っていたのだけれど、今これを書いている現在が、人生で一番長い旅の帰国前の空港なので、せっかくだから最新の話から書くことに。 今回の旅は「新婚旅行」という名目で、15日というなかなかの旅程。 行き先はフィンランド。 実は夫と結婚してから今月ですでに2年が経とうとしている上に、この2年の間に台湾とハワイに行っている。が、今回が「新婚旅行」である。 私たち夫婦は2人とも、エンジニアで自営業で家で仕事をしている。 つまりPCさえ持っていれば
子供の頃から「外国」に憧れていた。 英語が好きなのでいつか海外に関わる仕事がしたいですなどとでかい口を、高校の推薦入試の面接で言った記憶がある。 結局海外に関わらない職業になっちゃったし、なんなら2年で理系に行っちゃったうえに英語のレベルも低いんですけど…(先生ごめんなさい) 同級生が家族と海外旅行した話を聞いたり、バイト先の先輩が海外一人旅をしたり、果ては妹が中国へ留学することになったりと、周りの海外経験が羨ましくて仕方なかった20代前半。 ついに海外旅行に行く機会が訪れ
昔から、文章を書くのは好きだ。 ただ、いつからか仕事の原稿以外の文章を書くことが少し怖くなってしまい、たまに思い出したようにブログを書いては消したりを繰り返していた。 つい2年前も、HTML系の書籍を出した際にブログを再開したものの、5,6記事書いたまま放置してる。 旅行をするたびに文章に残したいなと思うけど、ブログを再開しようとしても数年前に作ったものが自分で許せず、イチから作り直したいと思うもののそんな時間もない…という悪循環で、結局書けないまま早数年…となってたので、