ああ、この先

右側の顎下がぽこっと腫れたのに気付いたのが一週間前。

職場の人に、気になるなら病院に行きなさい!と言われ、今日行ってきました。

触診でもイマイチな先生の顔。

とりあえず超音波検査ということで、超音波。

以前、胃の調子が悪く、超音波検査をしたのだけれど、

その時より明らかに長い。

そして、終わったかと思えば、最後にもう一人の先生にみてもらってからね、とこのとで、まさかの二人目の先生登場。

この時点で、あ、なんかあるんだな、と察した。

結果を聞く。

わたしがみても分かるぐらいに、なにかある。

黒いまあるいまあるいなにか。

先生は、唾液腺だと思っていたが違うみたい、と話された。

そのまま、CTになる。

造影剤の説明を受け、すこしビビる。

点滴から流される造影剤。

体がじわっと熱くなって、軽い吐き気。

こうやって血って流れてるんだな、と妙に冷静になった。

検査結果は、明日。

とりあえず、帰り道、泣いた。

不安不安不安、それだけだった。

先月に結婚したばかりで、9月には、式も控えている。

もし癌とかだったらどうしよう。

主人に対する申し訳なさしかなかった。

家に帰り、主人は今日お休みだったので、報告。

それとともに、涙がボロボロ出てきた。

感情がもう分からなかった。
とりあえず。ボロボロ泣いた。

明日、実家の母親が付き添ってくれる。

なんでもないことを祈るばかり。

そして、ああ、こんなにも、日常というものは、あっけなく非日常になるんだなと思った。