ネクタイやパンツになっていくマスク。
昨日書いたつぶやきの発展形のようなことを書きます。
おさらいしますと、まず昨日の朝に、着ていらっしゃるワンピースと同じ色柄のマスクを着けている女性を見て、ハッとしたのでした。
(服とマスクをお揃いで手作りしたのかな)とまず思い、けど次の瞬間(いや、今どきならセットアップもありうるのか)と思い直しました。
どちらにせよ、マスクをファッションの小物として生かすと、とてもおしゃれにみえるんだな、と感心しました。
と、このあたりまでが、昨夜、書いた話です。
男性の場合だと、ネクタイ代りにセンスを発信するアイテムにも、マスクがなりつつあるように思います。
男性のファッションセンスをアピールするアイテムとして不動の位置を占めてきたネクタイが、近年その地位を失い始め、それにとって変わるのがまさかのマスク。よもやのマスク。そのように見受けます。
このnoteはコロナに端を発してのファッション談義ですが、さてそのコロナ自体について、健康情報の総元締めたるWHOはどう言っているのでしょう。
WHOが数日前に発表した見解によると、
「新型コロナとの戦いは、数十年に及ぶ可能性がある」
とのことでした。そして、
「特効薬は現時点でなく、今後も存在しない可能性がある」
との警告も発されました。
だとするなら、今後、マスクはパンツのような、欠くべからざる下着のような必需品になるのかも知れません。
生まれてから死ぬまでおむつやパンツを身に着け続けるように、少なくとも公共の場では、生まれてから死ぬまマスク、という人生が常態となっていく可能性もあるわけです。
機能面では今後、通気性と除菌性の両立などが進化していくと思われるマスクですが、今年がマスク元年であるとするなら、デザイン性、ファッション性も数年後には見違えるほど磨かれ多様化していくことは自明です。
グッチやエルメスといったハイブランドが医療品メーカーと組んで、高級マスクを開発し、プレゼントアイテムとして贈答用プレミアムマスクが選ばれるようになる日も、きっとそう遠くないのではないでしょうか。
ワンピースとマスクをお揃いでコーディネイトしていた女性は、左様に示唆に富み、イマジネーションを刺激してくれたのでした。感謝です。