〜虐待〜実際に受けた小学校教諭の対応
幼少期より虐待を受けていましたが、うちは珍しく隠された虐待ではありませんでした。なので、保育園の先生も、小学校の先生も中学校の先生も虐待を認知していました。
隠されなかった虐待、そのわけ
普通は隠されるのが虐待です。服で見えない場所を殴り、顔に怪我をしたら休ませる、家から出さない。
でもうちは、見える場所も怪我だらけだったしそれでも監禁されることもなく、学校に行くなと言われることもありませんでした。
これはまた別の記事で書きますが、母と父は子供たちをわかりやすく虐待して外にアピールしてたんです。「育てられないよ、困ってるよ」って。両親の「もう無理サイン」に私たち兄弟は利用されていたということです。
だから先生たちも虐待を認知していたし、児相もかなり頻繁に介入して学校にきたり保護をくり返したりされていました。
小学校教諭の対応
何度も保健室に呼ばれました。
ヤングケアラーだったので小学校にあまり行ってませんげ、行くたびに
体を見せてくれ、親に叩かれていないかって確認されました。
身体中の怪我を見て、写真を撮って、話を聞かれ、私はいつも同じ話をしました。
「叩かれるっていってるじゃん。どうして保護所から返されちゃうの?」
「毎日叩かれている。弟も叩かれている。どうにかしてくれ、家に帰さないでくれ」
はっきりと、何度もそう訴えていました。
児相の担当ケースワーカーが学校に来ることもしょっちゅうでした。
先生と、ケースワーカーと一緒にケガの写真を撮って、私はまた同じ話を聞かれ、
そのまま保護になることもあったけどまた家に帰されます。
小学校の先生たちは、よく心配してくれてたと思います。
私を見るたびに困った顔で近づいてくる、そして昨日はどう、お母さんはどうって聞いてくる。
児相に繋げてくれてたし、よくやってくれてたと思うけど子供心には
いつも聞くだけ聞いて、体を見るだけ見て、どうせ何も状況は変わらない、と思ってしまっていましたが。
まとめ
当時の私の先生たちは、虐待を認知しており、会うたびに
・体を見て(保健室で服をめくって)怪我の確認
・写真を撮る
・私から話を聞く
・児相をよぶ(結構頻繁、月に2回はあった)
という対応でした。
ちなみに中学校の先生も同じようなもので、担任は男性でしたが保健室の女性の先生に怪我の確認をされたり、話を聞かれたり、
担任の先生は両親にもよくしてくださってよく夜遅くまで家庭訪問に来て親と話していることがありました。
先生たちにはどこに行っても恵まれてたなと思います。