momohiro

都内大学生

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最近の記事

私は安楽死を選ぶのだろうか

「彼女は安楽死を選んだ」NHK先日、障がい者についての授業でこの番組について紹介された。その時は、安楽死を肯定する内容で障がい者団体から批判されたと教授はおっしゃられていた。 そこで、私自身もその番組を見てみることにした。安楽死については哲学思想などの授業で考えることがあり以前からだいぶ興味を持っていたためその日のうちに家に帰ってすぐに調べた。そこで色々なことを感じたのでここに書き記したいと思う。 安楽死についてまず、安楽死の定義について軽く触れたいと思う。日本では安楽死と

    • 選択の重要性

      『ジキル博士とハイド氏』を最近読んだ。 大学生にもなれば一度は聞いたことのあるスティーブンソンの『ジキル博士とハイド氏』。最近この話を読んで色々なことを思ったのでそれについて書こうと思う。 あらすじ舞台はヴィクトリア朝時代のロンドン。 ロンドン紳士であり弁護士でもあるアタスン(アターソン)は親類のエンフィールドから奇妙な事件を聞く。それに興味を持ったアタスンは事件の犯人『ハイド』の正体を突き止めるためハイドが出入りするというジキル博士の研究所の門戸を見張る。謎の男になかなか

      • 未来を考えよう

        「今の若者は想像力が足りない」 こんな言葉を耳にする。 主語が大きくて、それでいて何か責められているようで嫌な表現だ。 しかしこの言葉が意図するところを私は理解できる。 ストレートにとると責められているような文言であるが、 よりポジティブな捉え方をするならば 「若者に期待される想像能力が高まってきている」 と言い換えられると思う。 多様性社会、異文化社会、グローバル社会 このような社会変遷によって、社会全体が進むべきレールは今まさにトンネルの暗がりの中にあると言える。

        • 苗字のない世界

          『苗字のない世界に生まれたかった。』 この頃よくそんなことを考える。 苗字ってなんのためにあるのだろうか。 もちろん家族という共同体を表する上で必要ということも理解している。しかし自分には目の上のたんこぶでしかない。 小学校2年生の頃、両親が離婚した。(知ってる人は少ないと思うが苦笑) 家庭はさほど荒れたわけではなくDVなどもない。所謂『円満離婚』というやつなのだが、ともかく両親が別居することになった。 その時、自分はある選択を迫られた。 『苗字をなんと名乗るのか』 当時8

          現代社会は水たまりのように

          今日は久しぶりに雨が降った。 春一直線と思われたここ2,3日とは打って変わり、長袖にコート一枚という身なりでは凍えるような寒さだった。 夕方頃から外出したが、雨の激しさは増すばかりで帰宅時には寒さと雨がみんなして僕に人生の厳しさを・・・(言い過ぎ) 帰り道。駅から続く一直線。そこは、まるで車にはね上げられるのを待つかの如く鎮座する水たまりの名所である。そして今日も例外なく。 白色の実線でセンターラインが彩られそうな幅がある道路も、大きな水たまりによって全方向通行止めである。

          現代社会は水たまりのように

          少年と山

          題名を見てピンときた人もいると思いますが ヘミングウェイ(1952)の「老人と海」という本を読んだことがありますか? 僕は一回だけ読んだことがあるのですが、その時の感想は ふぅ~すごい長い話だったなぁ。でも、つまりどういうこと? 大まかな内容としては 漁師の老人が大きなカジキと格闘した末捕まえるが、血の匂いに誘われたサメによってそれが食われてしまう。港に帰った時には骨だけになっており、老人はぼろぼろになりながら眠りにつく。 こんな感じなんだけど(実際はもっと大きなスケー

          少年と山

          自分の生きる意味

          いきなりでこんな重い話をするのはどうかともおもったけど、これが自分の中で一番大事なことだから一番最初に書こうと思います。 みんなはじぶんがなんのために生きてるか考えたことはある? 自分が最初にこのことを考えたのは中学生のころです。 当時は色々と荒れていて、家族愛とか隣人愛とかそんなもの一切の信用も信仰もなかった。あとは、周りの大人(特に自分より偉そうにしてるやつ)がすべて嫌いだった。そんな生活で、目の前のことで精いっぱい、一喜一憂していたんだけど、 ある日、母親と喧嘩し

          自分の生きる意味