無名の防人の短歌・・・・・・・・ ある路上生活者の方の俳句、川柳、詩などを掲載しています
・待ち侘びて花の便りを問う人の心に触れて今咲かんとす
・幾年も変わらず咲けよ桜花
桜のくにの平和願って
・浮世花 金金金と先競い
気づいた時は 真の友無し
・限られた 命尊し 春いとし
・散る様は 憐れを誘う 桜花
・咲き満ちて 天のかんざし 八重桜
・大海を夢見て泳ぐ鯉のぼり
皐月の風にその身任せて
・老いたれば老いたるほどに春いとし
・人生は 心の上に刃のせ耐えて凌いで
春まつごとし
・花散ればまた咲く花の花リレー
四季ある国の美しさかな
・いっときも翼休めぬ親燕
子育てをする厳しさ
・大海を夢見て泳ぐ鯉のぼり
皐月の風にその身任せて
・老いたれば老いたるほどに
春いとし
・人生は 心の上に刃のせ
耐えて凌いで 春まつごとし
・紫陽花や天のはからうリトマス紙
・カワセミや神がこさえたアクセサリー
・鏡石 時の栄華は苔むして
52万石 支えて石垣400年
これほどの石垣つむも7余年
幾千の民 なしたる業かな
この石のひとつひとつに今昔
・人間よ大地の悲鳴聞こえぬか
照れば猛暑と 降れば豪雨に
・春秋は束の間にすぎ
気がつけば 突然の夏 突然の冬
・赤とんぼ唄に聞くほど見るになし
・便利 便利と 我が地球 壊して
・いざよいの眩いほどの月明かり命あるものすべてを照らす