見出し画像

ギラリ、人生の花道をゆく

樋口さん(二代目樋口次郎)のことはずっと聞いていました。
あの(笑)紅あきら会長が「この人だけは尊敬しとったけんね」と
若い頃憧れた話をしてくれたし
ルポライター橋本正樹さんも興行師・山根演芸社の山根社長も大ファンでよく話を聞かせてもらいました。
(ゆえに山根さんが後に何度か会を開催したのでしょうが)
当時の映像もよく観せていただきました。
血のにおいがする役者・・・。
同じ時代を生きた老役者からも何度も昔話を聞きました。
この話はここに書けないことも多いかなあ(笑)
しかし私が4年前に観た樋口さんはイメージとは違っていました。
同時期に観た訳しり顔ブロガーは「あの樋口次郎を観た」とか書いていましたが
私には正直ゾッとする姿でした。
でも、でも、目が、光を失いかけながらも、ギラリとしていました。
ああ、と思いました。

かつてスターだった役者。
あの時代を生きた役者。
私が追うもののひとつです。
観たくないもの心をえぐられること逃げたい逃げかけてしまうことも(ことの方が?)多いけれど病むけれど。
あ、そうそう、某御大のテイチクレコードのプロフィールには「趣味:芝居/酒/女」と出ています。
最初みつけたときは「まじかよ!」となり笑ってしまいましたが今は本当に笑い泣きをしてしまいます。
夢を背負って花道ひとり旅。



これはその4年前の平手造酒のこと。
https://momo1122.at.webry.info/201602/article_2.html

楽しんでいただけましたら、お気持ちサポート(お気持ちチップ)、大変嬉しいです。 更なる原稿やお仕事の御依頼や、各種メッセージなども、ぜひぜひぜひ受付中です。 いつも読んで下さりありがとうございます。一人の物書きとして、日々思考し、綴ります。