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心結び

こんにちは。
今日は朝日屋が病んでしまった直接的な原因と心結びについてお話していきたいと思います。
朝日屋の小中高は大変ブラックな学校でした。

心を病んだ原因

小学生の高学年のたまたま英語クラブで同じになった、Hさんという子がいました。「ねぇねぇ私達、親友でしょ?」大して親しくもないのです、「朝日屋さん今日遊ぼうよ〜」等、今日は忙しいとやんわり断ると「なんで? 良いじゃん良いじゃん〜! 遊ぼうよ〜!」と言う我の強い子でした。終始Hさんは朝日屋にくっついてまわるので厄介でした。Hさんはグループを作り、悪口陰口を言う。殴る蹴るをする。金銭を巻き上げる等をしてクラスの子は困っていました。Hさんは担任の先生いじめをする。そのHさんは学校の噂でも「学校一の嫌われ者」と悪名高き人でした。朝日屋もHさんグループの事を軽蔑していました。ある日にHさんが(同じグループの子です)「やーい! Mって変な瞼〜!」とMちゃんの容姿を馬鹿にする事を言い始めてMちゃんの事を泣かせました。Мちゃんが泣き始めるとHさんは途端に言い訳を言い始めました。

その事を(朝日屋とは別のグループの子ですが、すごく仲良しな子)にSちゃんに話したら「またHさんがMちゃんの事を泣かせたみたいだよ」と言うとSちゃんは「……ああ、あいつは性格が悪いからねぇ」とSちゃんは「祐ちゃん、あんな低俗な奴らと付き合うの? 祐ちゃんの株まで下がるよ。それでも良いの?」とSちゃんは忠告してくれました。

クラス中を巻き込んだ激しい虐めに発展しました。Hさんは泣き顔でした。その毒牙が朝日屋までに回りました。仲が良かった男子からも「キモい」等の罵倒を言われる羽目になり、お母さんに「風邪を拗らせたから行けないんだ」と学校を欠席するようになりました。

その不登校の日々は忘れません。
かつて仲良くしていた男子にやられたことより、Hさんにされたほうがつらかったからです。

担任の先生に直々にお手紙を書いてこれが朝日屋の気持ちですと手紙を読みあげてもらいました。虐めはおさまりましたが、地獄の日々の始まりでした。

中学校に進学しましたが、ほぼほぼ心が病んでます。Hさんとは別の中学なりました。
梅雨の頃に「朝日屋さんのことが好きです。けど、この手紙を見せたら殺す」と言う手紙をもらい、家族に見せたら父が激しく怒っていました。

「警察に言うぞ」
中学の先生方は反省会があるから手紙を持ってきなさいと反省会をしました。その先生が手紙を目の前でビリビリに破りました。

「……ただ単にウザかったから」
二人の女子はそう言いました。謝ってもきたので許そうと思いました。

それから心療内科にかかることになり、父も「あんな学校にはいかなくていい。おまえは心を病んでしまってるから治療に専念しなさい」

そのまま不登校になりました。それから心療内科の先生が朝日屋の病状を診て総合病院に紹介状を書いて処置入院となりました。

朝日屋が入院にしたのは思春期病棟でした。
ここでも朝日屋は利用されるんだと思いました。
となりの病室の女の子がきいてくれました。

「名前なんて言うの?」
「朝日屋祐です」

「祐ちゃんね。じやあこれから祐ちゃんって呼ぶね」
手を振ったら振り返してくれる。
男子でもお茶碗の蓋をあけてくれたり、一緒に絵を描いたりしてくれる子が四、五人くらいいました。

一緒に過ごしてくれる。なにもなかった朝日屋には勿体ないとても優しい時間でした。

いまは思春期病棟時代では友達も出来て、通信制高校で出来た友達とも交流しています。

朝日屋はその総合病院なければどうなっていたかは解りません。朝日屋の閉ざした心をひらいてくれたのはその思春期病棟の友達でした。

いまも交流がある子もいます。
だからこそ、人の想いは永遠なのです。
苦労は必ず報われる。心結びということです。
生きてこそ。

ここまで朝日屋の拙い文章に目を通してくださってありがとうございます。朝日屋もここで苦悩をする人々の心を救えたのなら幸いです。

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