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合格を察する冬と我が春


昨日は同じマンションの友だちとの日頃の労い会。わたしは途中で私立受験をやめたわけだけど、彼女の家庭では真っ当に年中時期から受験準備をしてきた。都内第一志望の結果を受けて、この過程こそ意味があったねと語り合う。もっと気が利くこと言えたらよかったな。

かねてより一目置かれる仲良しチームの男の子は都内の第一志望に受かったと風の噂で聞く(彼女の気持ちになるとなんとも言えない気持ち)通う教室も受験する学校も同じなのでいわずもがな。

家に帰りパパに話すと、「めっちゃがんばってたもんな〜!すごいね!」と一言。そうそう、いやそうなんだよ。じゃあがんばりが足りなかったかと言われるとそうじゃない。こればかりは運も年齢による実力の差もその子のもつ個性も努力もいろいろとある。

受験なんてと思う人も多そうだ。わたしもかつてはそう思っていた。結局やめたけれども、みなのがんばりは等しく尊い気持ちは変わらない。本気で挑んだ家族、なによりがんばった子ども、狂気を持ちつつも我が子を潰さないよう正気を保つ親、受験はつくづく物語がある。

受験の中でわたしが出会ったお母さんたちはみんは愛に溢れる人ばっかりだった。我が子を心から大切に思っているんだと思った。(子どものモチベーションの保ち方や課金競争的なところに疑問をもたないわけではない)

場面は変わり、我が子の公立小学校での身体検査。「ちょっと走ってくるわ」と校庭ランニングをはじめたり、いつのまにか「あの子もう友だちだわ」とドヤな顔。

あー、やっぱりここだな、と感じた。春からの陽気に通う彼の姿が見える。楽しい学校生活になりますように。母はいつだってあなたを応援しているよ☺️

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