私の高校時代はマキシマム ザ ホルモンと共にあった。
一年生。隣のクラスの子からホルモンのCDを借りた。
いつしか私の目覚まし曲は「爪爪爪」になった。
脳味噌常に震わせて〜までに起きるのがルールだった。
不良学生だったので、授業中にイヤホンで「恋のスペルマ」を聞いた。
今没収されたら詰むな〜とか思っていた。
でも半分くらい、爆音で教室中に鳴り響けばいいのにと思っていた。
ヘドバンも上手くなった。
ツーステも踏めるようになった。
「恋のメガラバ」でカラオケを沸かせたあの放課後は輝いてた。
一昨日くらい、久しぶりに恋のスペルマを聞いた。
そういえば一年前くらいに鬱くしき人々の歌も聴いてたことを思い出した。
あの密な会場も、モッシュも、ヘドバンも今の世界にはない。
私の青春時代とはかけ離れた世界に来てしまったことを少し哀しんだ。
それでも、ロックンロールは鳴り続けている。
ホルモンの音楽が流れるだけで、あのスカートを3回も折った女子高生の頃に戻れるのだ。
ありがとう、マキシマム ザ ホルモン。
寝る前に1発頭振ってきます。
Sincerely Yours,
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