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#664 不妊処置問題

ある福祉施設で障害者同士の結婚の際、不妊処置が条件とされていた話
実際に何組かの夫婦が不妊処置されていた

同意のうえで行ったと、施設側は述べているが、果たしてどこまで同意されていたのかは疑問である

また、子供ができた際、育てられなくなった時に誰が責任を持つのかというようなことを述べていたが、それは単に面倒な事を施設側が引き受けたくないと言う身勝手な考えからではないだろうか

たとえ育てられなくなったとしても、それは障害者同士の結婚だけに特化した話ではない
あらゆる結婚の中で、その後子供を授かり、育てていく中でのトラブルはみんなが起こりうる話なので、どう考えても今回の条件の提示はあってはならない話である

育てられなくなった時には児童福祉施設やコウノトリのゆりかごのような制度があり、行政ができるだけのことはしてくれるため、どちらかというとトラブルが起こった際の前向きな対処方法を考えるべきではなかったのであろうか

今の時代にこのような不妊処置が条件となる、結婚が行われていたこと自体にすごく驚きを隠せない
そのためにも、今回の件はちゃんと調査し、適切な対処をしてもらいたいものだ

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