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#702 地域興し協力隊の意義

地域起こし協力隊の意義はどこにあるのだろう

行政側の思惑と、現地で住まわれている方との乖離が生じている

地域によっては過疎化が進み、それを食い止めるために、地域起こし協力隊という制度を用いて幅広い方にその地域の特色や観光などをPRしてもらっている

また実際に現地で生活をしてもらうために移住制度を設けている

行政側は様々な制度を設立することにより、成果をあげたいが、実際に現地に住まわれている方にとっては歓迎ムードばかりではないようだ

昔ながらのよそから来たものに対しての仲間はずれ意識や独特の風潮などがあり、急に、そこで住んで生活しようと思ってもなかなか馴染めず途中でやめてしまう方もいるようだ

せっかく地域起こし協力隊として活動をしようと思っていたのにも関わらず、移住して不愉快な思いをした末、その場を離れてしまうとなるとその地域で起こったことや不愉快にさせられた経験などを地元に帰って話すことにより、地域起こしどころか、ますます負の連鎖となってしまう

せっかく地域起こし協力隊という制度があるのであれば、より多くの方に制度の目的や具体的な活動、そしてその地域での風潮や特色などを事細かにやりとりしておくことで、実際に移住した時のギャップを小さくしておく必要がある

移住してくる人への説明も大切だが、そこで生活されている人たちにとって、どんな方が来られるかっていう情報が必要であるとともに、地域起こし協力隊の仕組みや制度などを理解してもらうことでお互いに気持ちよく生活できるのではないだろうか

今一度制度の改善などが必要なのかもしれない

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