#763 生産効率が落ちるのは、障害者雇用のせいなのか
経団連の会長が障害者を雇用すると生産効率が落ちるというような発言をし、謝罪に追い込まれた話
健常者と障害者という区別をすること自体が問題ではあるが当然、人によって仕事のできる幅は違ってくるが、だからと言って障害者を雇うと生産効率が落ちるというような考え方自体が不愉快でならない
人手不足は加速し、今後は人材はコストではなく、財産であるという考え方を早めにしておかないと取り返しのつかないことになるに違いない
そのためにも、健常者だろうが、障害者だろうが、それぞれが出来る仕事は必ずあるため、仕事の振り方を考えていくことで解決する部分は多いのではないだろうか
障害者だから生産効率が落ちるのではなく、当然健常者が行った場合でも、生産効率が落ちる場合もある
働き方改革が進むにつれて問題となることは残業時間を削られることで給与所得が落ちてしまうという点にある
そのため、生産効率を上げれば上げるほど給与所得が落ちてしまうという現象が起きてしまうため、働き手自身が自ら生産効率を上げるということをやらない人も出てくるに違いない
少し飛躍的な話になっているのかもしれないが、このようなことを考えると、健常者だろうが障害者だろうが関係なく働いてもらわなければならない
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?