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#499 非常停止ボタンの認識をもっと広めよう

ホームの落し物を拾ってほしいと言って非常停止ボタンを押して駅員との口論になった話

いたずらでない限りは非常停止ボタンを押すことに対してあまりハードルを設けない方がいいと感じた

非常停止ボタンを押すことに対しての認識が、乗客と駅員でかなり乖離が見られる

乗客は電車が入ってくるのをただ止めたいだけという認識で非常停止ボタンを押したはずである
押すことによって、ダイヤが乱れるなどのことは特に考えてない

一方、駅員は山手線だったということもあり、電車を止めるということに対して、その後どうなるかということが容易に想像できるため、思わず感情が爆発をしてしまったのだろう
正直、財布を落としたぐらいで非常停止ボタンを押してほしくなかったはずだろう

そうであるなら、乗客に、もっと早く、どう対応するかを説明すべきであっただろう
声のトーンからすると、駅員よりも年下だった乗客に対し、少しナメてかかったのかもしれない
その前に線路に降りようとしたりしていたことが脳裏に浮かび対応前から威圧的な感情になっていたに違いない

今回の件でよりいっそう非常停止ボタンを押しにくい環境を作ってしまった
ただでさえ電車を止めると迷惑かかるという前提の下で、どうしても押さなければならない時に躊躇せず押すことができなくなってしまうと、人命が失われてしまうことも考えられる

そうなってからでは設置した意味がないため、遊び半分や、故意に業務を妨害するような事案以外は寛大に対応してあげてほしい

ボタンを押すことでダイヤが乱れるということは、ただ単に、JR側の都合である

非常停止ボタンは押されることが前提で、ダイヤを組んでもらいたいものだ



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