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一日は一日なのにねぇ。
今日は大晦日です。
12月31日です。
だからなんやねん?
人はやたら、日にちに飾りをつけたがる。
夏至だの冬至だの
大安だの仏滅だの
天赦日だの一粒万倍日だの
罰当たりなことかもしれないけど
一日は一日やん?
昔はね、
四季があって、四季ごとに風情があったんだよ。
今ごろなら「本家(ほんけ)」に集まって、女性陣はおせち作りに大忙し。
子供たちは、遊んだり大掃除にかりだされる。
男たちは、こたつに入って昼間からお酒飲んだり、農作業したり大掃除したりする。
田舎はね。こんな感じ。
今、こんなことしてる家族って、ほぼ絶滅危惧種でしょ?
特に今年なんて、コロナでみんなそれぞれに過ごす人がほとんどなんじゃない?
苦笑いしたのが、神社の初詣がすでにおこなわれていること。
大きい神社では、お正月、開門されないとの情報があるけど、それはそれで、きっとみんな別の神社に行くんだろうから、あんまり意味ないと私は思ってるんだけどね。
要するに、
お正月は初詣するもんなんだ。
今までずーーーっと、そうやってきたから、何がなんでも初詣する!
っていう人が一定数いると思う。
一日は一日なのにねぇ。
まぁ、人それぞれの考えや思いがあるんだろうから、私なんかがとやかく言えるものでもないけど、
神社は、いつでも開いてるよ。
その日に何かをしたからって。
その日に何もしなかったからといって。
一日は一日だよ。
昨日が今日になり、今日が明日になる。
つまりね
これも積み重ねだと思うの。
毎日毎日、いろんなことを積み重ねて、ある日、それが「特別な日」に変わる。
天赦日や一粒万倍日に宝くじ買って、当たった人も中にはいるかもしれない。
でも、それももしかしたら、積み重なった結果としての現れかもしれない。
当たった人は、毎日いろんなことや人に対して感謝したり、また、助けたりしている人なのかもしれない。
逆に、辛い思いを乗り越えた人なのかもしれない。
こんな世の中で、
こんな時代の中で、
これからは、一日一日のあり方というものも、大きく変化していくのかもしれない
と、
大晦日に私は思う。