謝罪の失敗
教典 196 「謝罪の失敗」
以前、
心ない「すみません」でも、謝ればあなたは許しますか?
というタイトルの記事を書いたんですが
今回、年末年始で、登録者数の多いYouTuberさんたちが、相次いで謝罪動画をアップする事態がおきました。
残念なことに、ほとんどの謝罪動画が失敗に終わっています。
去年でいうと、
お笑い芸人、アンジャッシュの渡部さんも謝罪会見をしましたが、これも失敗しました。
私が思うに
今回、謝罪会見、謝罪動画の失敗には、共通点があると思っています。
それは
誤魔化しです。
そして、
本筋について、なぜか言わない。
そのため、
可愛さ余って憎さ百倍。
火に油を注ぐかのごとく、ますます炎上する。
渡部さんの謝罪会見も、1番は「笑ってはいけない」に出演したのか?
出演したなら、なぜ、謝罪会見の前に出演したのか?
マストで聞かれる質問なのに、答えない。
YouTuberさんの動画も、最初に謝罪はするけれど、本筋、つまり、視聴者、ファンが1番聞きたい、知りたい部分を言わない。
見てる側からすると
何のために謝ってるの?
何に対して謝ってるの?
なんなら、
本当は反省してないよね?
自己保身のための謝罪だよね?
となる。
本人たちは、
これ以上どうせぇっちゅうねん?
とか
それでも、応援してくれる人だけいればいい。
とか思ってるのかもしれない。
それはそれで、ひとつの選択かもしれない。
本人たちにも選ぶ権利はあるし、見てる側も、嫌なら見なければいいだけ。
けどさ。私は、それって、すっごくもったいないことだと思う。
やっぱり、炎上するくらいだから、みなさん、それなりに「影響力」を持っているんだってこと。
影響力をもつまで、多くの人から支持されてきたわけでしょ?
もちろん、アンチも多いだろうけど、楽しい、おもしろい、かわいい、こんな風になりたい、癒される、
そう思ってくれた人たちが、今回の件で、見なければいいっていうだけで見なくなってしまうのって、もったいなくないですか?
せっかくだったら、時間はかかるかもしれないけど、炎上する前のように、楽しい動画みたいし、それで応援される方がお互いにとってもいいんじゃないかな?って私は思うんですけどね。
それには
さらけ出す!
しかないと思う。
なんでそこまでやらなあかんの?
っていう気持ちもわかるけど、
だったら、下手に謝罪動画や謝罪会見なんかせずに、鎮静化するまで何もしない方がいいと思う。
ここで、私があーしろ、こーしろと言ったところで、所詮、一般ピーポーの遠吠えにもならんと思うけど、
今まで楽しくみてた動画が、みえなくなるのは残念だなぁと思う。