STAY DREAM
教典 149 「死んじまいたいほどの苦しみや悲しみ」
死んじまいたいほどの苦しみや悲しみ
そんなもののひとつやふたつ
誰もがここあそこにしょい込んでるもの
腰をおろし ふさぎ込んでも答えはNothing!
ぶっ飛ばしたいほどの怒りや悔しさ
そんなもののひとつやふたつ
殴られた痛みはTRYへのワンステップ
尽きせぬ自由は がんじがらめの不自由さの中にある
くよくよするなよ あきらめないで Just like a Boy
その痩せこけた 頬のままで
果てしない迷路の中を
人はみんな手探りしててでも Stay Stay Dream
そう Stay Stay Dream Stay Stay Dream
長渕剛 「STAY DREAM」より。
この曲は、長渕さんが、ホテルの部屋で、本当に死のうとした時に、曲と詞が同時に降りてきたらしいです。
私は、学生の頃から、たまに長渕さんの曲を聴いているんですが、あの頃は、この曲、あんまり好きじゃなかったんですよ。
だって、「暗い」んだもん。
それに、今でいうところの、頑張れ!っていう歌じゃないですか。
それって、やっぱりしんどいわけですよ。
くよくよするなよ あきらめないでって。。
いや。もうそんなパワーないっつうねん!みたいな。
けど、まぁ、あきらめなかったわけでもないけど、こうして、
死んじまいたいほどの苦しみや悲しみを抱えつつも死なずに今日まで生きてきて思うことは
死ななくてよかった。
と思う。
そして、長渕さん自身が、死んじまいたいほどの苦しみや悲しみを知ったからこそ、
それを、そんなもののひとつやふたつと言える。
死んじまいたいほどの苦しみや悲しみをみんなが抱えてることも知っている。
それでも、
だからこそ
くよくよぉーーーーお、するなよ。
と
あきらめぇーーーないで、Jast like a Boy
長渕さんは歌う。
最近、この歌が心にしみるようになった。
これも歳のせいかな?(苦笑)
この曲を聴いて、学生時代の私のように、
いや、もう頑張れないって!って思う人もいるかもしれない。
それでも、聴いてほしい。
そして、生きてほしい。
ひねくれかけた瞳のずっとずっと奥に
もがいてる もうひとりの俺がいる
一番怖いものは 勇気だと知った時
自分の弱さに思わず鼻をつまんだ
もうこれ以上先へは進めない
たとえば 挫折が目の前に立ちはだかる
そんな夜は心で命の音を聞け
たかが こんな自分は!と一度だけからかってみなよ
命の音を
トクントクン
ドクンドクン
ドクドクドクドクドクドクドクドク
生きてる音だよ。
その音が静かに止まるまで、生きて。
明日を。
生きて。