うまく伝えられないのと、うまく気を遣えないのと。
わたしは、飲み会で例えるなら、大勢で盛り上がるよりも、サシ飲みのほうが好き。
でも大勢もたまにはいいなぁと思った。
わたしの友だちね、優しくてすごい人が多くて、集まるといつも圧倒される。これ、大勢で集まるのがちょっと苦手なゆえん。
優しいし、面白いし、よく気がつくし、お話上手いし、素直だし。
ひとりひとりは大好きなの。わたしもこの人みたいになりたい!とそれぞれに憧れる。
でも大勢で集まると、立ちふるまいに困ったり、気を遣って空回りしたり、自分がどんどん迷子になる気がするときがある。人のことを思って動くことが恥ずかしいというか。なんか普段は何気ないことが、スマートにできない。不器用というか。
久しぶりにみんなで会うとほんっと楽しいんだけどさ。この、楽しさを言葉や態度で表現しきれなくてもどかしい。表現するのがちょっと苦手。ほんとはもっとみんなにありがとうの気持ちを伝えたいのに。
兄弟姉妹で言うならば、妹みたいに、ちょこまか兄ちゃん姉ちゃんについていきたいくらいの感じなのだけど、まぁそうもいかないというか、そんなかわいげがあるわけでもない。
でもね、考えすぎるのも良くないから、「素」でいようと心に決めてから、ちょっと楽になった。
けど、「素」と「気を遣わない」は違う。
素だからって、うちにいるみたいにだらだらするのは違うし。いや、そもそも素ってなんだ?わたしのどの部分が素で、どの部分が素でないのか。もはやわからぬ。
そして結局、不器用でなんもできんくせに、人知れず変に気だけ遣ってしまう。これほんと、誰も得しないやん。
とてもスマートに気を遣ってくれる友だちたち。ほんっとに優しいからさ、こんなわたしに気づいてくれるんだよなあ。何したらええかわからんわたしに。そして行動を示してくれる。よくも怒らずにさー。ほんまにすごいなぁ。あたしもそうなりたい。
わたしが困っているといつも助けてくれる。
ほんまにすごいな。
すごいすごいと言って結局なにかわからない文になったけど、ひとつでも、友だちの大好きなところを盗んで真似していけるようにしていきたいぞ。
真似するのは得意やから。